21日(火)、前夜来の雨も上がって好いお天気になり、予定通りJR武田尾駅周辺の植物観察会が実現した。
30数名の会員が集まって草本中心に観察・同定が行われるんだけれど、これだけの人数ともなればきちんと聞き取ることなど叶わぬから、ついつい横道に入って勝手な行動になる場面あっても、それは致し方ないだろう。
 
ヤマルリソウ(ムラサキ科)の果実はドーナッツ状? タコの吸盤状?の4分果。
 

暗くて旨く写ってないのでネットから拝借すればこんな様子。
 

同じくムラサキ科のハナイバナの果実は球形の4分果。
 

更にキュウリグサ(ムラサキ科)では三角形した4分果が観察出来た。
 

これも旨く写っていなくてネットから。 この日に見た3種のムラサキ科の花は4心皮性の子房をもってることになる。
 

朝から目立ったのは、カワゲラらしき茶色の翅もった昆虫が飛び回ってることで、彼等彼女等は殆ど何も口にせず、交尾済ませればこの世から消え去るのだ。 
そんな点人間どもは、出来るだけ働かず出来るだけ旨いもの喰って、出来るだけ旨い酒飲んでやろうなどと不埒な考えで生き続けるんだから、そりゃあ地獄だって口開けて待ってるわナ。
 
ニッコウバイカウツギ(アジサイ科)の葉質は、ウツギのそれに比べたら随分薄く、鋸歯のありようも特異に思える。
 

このムシは? トビゲラの仲間とは思えど同定出来ませぬ。
オオシマトビゲラだそうです、クロクロさん有難う。
 

イワヒバ? カタヒバ? とにかくヒバそっくりの葉である。
 

懐かしいコバノチョウセンエノキ(アサ科)、谷上駅からの観察会で教えて貰った葉先が長く伸びるエノキだ。
 

アサマイチモンジ、翅の表は地味であっても、
 

裏側は誠にビューティフル! 前翅中央部の白色紋にズレあればイチモンジチョウなんだけど、我らシロウトではなかなかそこまでは見届けられぬ。(ネットから拝借)。
 

ジャケツイバラ(マメ科)が見頃。
 

果実は開裂しても種子を落とし難い? 去年の種子がいっぱい残っておる。
 

一筆啓上
 

テントウムシの幼虫と蛹で、成虫はコソコソと逃げてった。
 

恥ずかしながらアブラナ科が2心皮だとは気付いてなかった。
オオバタネツケバナの果実には隔壁があり、その両側に種子を並べているのだ。 よって最近UPしたミチタネツケバナの開裂記事は間違いであった・・
 
 

ヤブタビラコ(キク科)、花が終われば総苞が丸く膨らみ、
 

割ると先端部に凹みのある果実が出てきた。 キク科ではあっても冠毛をもたない。
 

ジャニンジン(セリ科)の葉腋にある托葉(附属体?)は茎を抱いておる。
 

オオスズメノカタビラ(イネ科)の根はレンコンだった。
 

茎でも殖えてゆく様子が窺える。
 

セントウソウ(セリ科)の葉
 

その果実は熟すと2つに分離する2分果だ。
 

フクラスズメという蛾は地味である。 対してその幼虫は如何にも艶やかな姿ではないか。
 

午後2時頃。 もう何処まで行くの?と聞いたくらいにまで疲れた。 
このトンネル潜ってまだ先へ進むようなら、一人お先にと言いたいくらいだったところ、ここで引き返すんだと聞いてヤレヤレ・・・
 

ザトウムシの仲間だと聞き及んだが、それにしては脚も触覚も短く太いから、私には蜘蛛の仲間にしか見えず。
 

これはウスバカゲロウの仲間かな。
フタスジモンカゲロウではなかろうかとクロクロさん、サンキューです。
 

約5時間に及ぶ観察にヘトヘト。 二宮のお風呂で汗流し、Oさんと冷たいビールしてやっと生き返った。