5日(日)の定例観察会最終下見で神鉄有馬温泉口駅に着いた際、師匠Yさんからスマホの画面を見よと言われて覗きこんだところ、“サリンジャー”とか“桜庭一樹”に“ライ麦畑でつかまえて”などの文字が見える。
Yさんの説明によると、遠隔の地で私のblogを読んで下さってる方がいて、それがY師匠のお知り合い、しかもその方は神鉄沿線でYさんと一緒に植物観察されたこともあるそうだから世の中狭いしネットは怖い。

ドイツ語とか何とかを教えてられる方らしく、稚拙な私のblog記事読んで戴いてると聞いたら恐縮この上ないではないか。 だからも少しレベル上げねば恥ずかしいけれど、そんなこと出来る訳も無くていつも通り・・
文意は十分に把握できなかったものの、以前サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』は難しく、読むのは諦めたという文を書いたのに対する“ご意見”みたいで、その桜庭一樹(サクラバカズキ)をネットで検索してみた。

初めて知る女性作家名で、『私の男』なる小説で直木賞を得てると知る。
更に検索してたところ、「桜庭一樹が読むライ麦畑でつかまえて」という一種の書評が出てきた。
ライ麦畑とは戦場のことで、つかまえるというのは死に往く人・死んでいった人を助けたいという心情の発露であり、第二次大戦に従軍し、目の前で多くの人の死を見つめねばならなかった著者の苦悩を描いたものであるらしい。 ただ直木賞作家でさえ二度読んで“そうだったのか”と理解し得たそうだから、やっぱり私では手に負えぬ。

でもそこで放置しないのが私のエライところ、早速DVDレンタル店へと歩く。
2つの店を回ったのに「ライ麦畑・・」は見つからず。 その代わりと言っては変だけど、桜庭一樹の直木賞本「私の男」が見つかったからそれを借りる。
イメージ 7

北海道を襲った地震により家族を失い、精神に傷負った人物の生き様を描こうとしたのは分らぬでもないし、モスクワ映画祭で何とかいう最優秀賞もとったらしいけど、これ程までに感情移入できぬ映画も珍しく、もう中観して寝てやろうかと思ったくらい。

                         <断章>
風呂谷観察会でのこと・・・いきなり「山さん、ヘビイチゴ・ヤブヘビイチゴ・オヘビイチゴの判別はできるのか」と問われてちょっと額に汗。 うんうん唸りながら「ヤブヘビイチゴはヘビイチゴに比べ萼片・副萼片ともに花弁より長く、オヘビイチゴは掌状複葉だから。。。あれば分るような気もするけど」と逃げを打つ。
ところがいきなりイチゴ。。。
イメージ 1



ハンドブックや図鑑には断定的に書いてあるが、世間にビミョーなものは盛り沢山あるもので、これならヘビイチゴとして非難浴びないだろう。 加えて側小葉に明確な切れ込みアリ、これ以上は聞くなよとまた冷や汗になる。

イメージ 2



その次までに色々あったけど、またイチゴが出てきた。 これこそ萼片も副萼片も花弁よりデカいからヤブヘビイチゴだと言って文句出ないのではないかな?

イメージ 3



側小葉に切れ目も無いからOK、ここまできたらオヘビイチゴまで写真にしたかったけど、そうは問屋が卸さぬわな。。。

イメージ 4



そうか、ザイフリボク(バラ科ザイフリボク属)の若い葉の縁は赤かったんだ。 
何度も下見されてる班員さんには感心しつつ、いざ我らが班となればを鑑みるに・・といったところ。

イメージ 5



ニシキゴロモ(キク科)とツクバキンモンソウ(キク科)の判別は困難だ。 ただハンドブックによれば後者では上唇が極めて短いらしいので、案内のあったこれはツクバキンモンソウだと思える。

イメージ 6



最後にムラサキケマンの実に触れたら、パッと果実が裂開して種子が飛び跳ねた。 
touch me not と称されるのは良く解るから怖い。 もちろんエライオソームをくっつけており、種子の径は1.5mm見当だろう(行間は6mm)。

イメージ 8