1日(水)、朝起きたら雨が降ってるもんで、また終日家の中かとうんざりしておったところ、8:30には止んで心なしか空は明るくなってきた。 
そこで30日に中止したHさんとの散歩はどうかとメール入れたら、「まだ降りそうだから止めとく」との返事・・ それでは仕方ない、シャク(セリ科)なる草を探してやろうと板宿の裏山へ出掛けることにした。

実は数日前「く~ちゃん」さんのblog記事読んでたところ、シャクなる花の名が出てきたのだ。    https://coo70chan.blog.fc2.com/ 
シャク? そんなの聞いたこと無い名だし、S水さんのハンドブックにも記載がない。
そこでネット検索入れてみると、北海道から九州・沖縄にまで分布する多年草植物で、「く~ちゃん」さんは三田市在住、普段は引っこ抜いてるらしい。

シャク(セリ科)・・・・大きさの異なる5個の花弁に5個の雄しべ、中央に花盤があって中央に柱頭がのぞく。 根は太く食用とする地方もあって別名をヤマニンジン。
葉や茎はムラサキケマン(ケシ科)とよく似てるため、葉を山菜として利用する際に誤って食べれば中毒を引き起こす。
生育場所もムラサキケマンと重複し、混在する場面も多い。もっとも花は白だから、花が咲けば見まがうことはない云々。

遠目から、或いは小生のような節穴眼から見れば、ヤブジラミ(セリ科)なんかに見えてしまうのかも知れない。 まあいいや、ムラサキケマンが生育するような“やや日陰で湿気の多い場所”に行けば見つかるやも知れぬと板宿の裏山に決めたのだ。
雨上がりとあって草木の緑が実に新鮮で深呼吸したくなる。
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ムラサキケマンはすぐに見つかった。 大方花は終わっており、下向きに果実を付けている。 シャクは黒っぽい果実を上向きに付けるから、果実の様子見ただけでも分るはずだ。
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白い花、あかん、オヤブジラミ(セリ科)で
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名の由来通り子房に毛があってシラミを連想させ、花色は少し赤紫がかってる。 
ヤブジラミの花はも少し先で、花の色は純白に近いだろう。
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白い花、あかん、これはヤブニンジン(セリ科)だ。
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花は白だけど、
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小花序の周囲に5個の両性花があって果実が5個。 2本の柱頭部が残ってる。
この真ん中部分に雄花があったはず・・ 今思えばもっと丁寧に観ておくべきだったと反省。
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体色が濃いようだが、これは前日にも見たヒメウラナミジャノメかな? 
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同一種かどうか分らない。 翅の裏と表とでは全然雰囲気違うから困りものである。
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チャバネセセリに見えますけれど。
11時前、雨が降り始めた、先ずは電子製品であるカメラを保護せねばならないから、首に吊るして傘差して歩く。
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園芸種がどんどん山登りを始めてる。 う~んと頭絞ってムスカリと見当つける。
本名はルリムスカリで、ムスカリとは好い香りするという意味らしい。
ただ花を潰すとヌルヌルして気持ち良くないし、花弁や蕊の状態も落ち着いて分解せねばならぬとあり、ずっと先送りしたままだ。 果実の形からして3心皮性の雌しべであろうとは想像できる。
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雨が降ってて暗く、色など出ない。
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ただ目の前で“チヨチヨビー チヨチヨチヨビー”とさえずってるんだからセンダイムシクイであることは保障できる。
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無理にHさん誘わず正解だった。 
結局行程のほぼ半分は傘差してたし、ザックカバーしなかったからザックの中まで湿っぽくなってしまった。 もっとも私だけの都合からすれば、この連休明けから6月7日までは降って欲しくないので、降るなら今の内にどうぞである。

さて今日はSさんと歩くことになってる。
この2日間の雨、イヤガ谷川渡渉できるかな? 無理なら石井ダム経由で進まねばならぬから、キンランもギンランもお預けになる。