8日(月)、蟹座Tさんの案内により、蟹座Iさんと蟹座の私(蟹座だと知った)の3人、
9時に神鉄箕谷駅から歩き始め、六甲柏尾台の住宅地から柏尾谷へ入り込んだ。
ここは六甲山地というより丹生山地と呼ぶべきなんだろう、岩の構成成分が違ってるような感じだ。
谷筋の1/3ばかりは前回『森の観察会』で経験済みではあるが、そこからの上部は歩いたこと無いし、近々の内に数名を案内してやろうとの目論見もあって大いに期待してた遡行である。 ところが進むに従って谷は深くなる上に普段より水量も多いと蟹座Tさん、小さくはあるが滝を高巻いたりへつったりと緊張が連続する。
そんな具合だから、カメラぶら下げて歩く場面じゃないし、一定区間は植物観察する余裕とて無く、滑らぬよう滑らぬようと気を付けながらの遡行になる。
もちろん案内役の蟹座Tさん、後ろに続く蟹座2人を気遣いながらのペースだからそれは助かる。
とは言えかなりのペースで谷を登り切り、11:30頃柏尾谷池の西端に飛び出した。
初めてクロツグミなる鳥に出遭った池の堤に腰を下ろして早目のお弁当。
さてこの柏尾谷、今日の水量だと“コース案内”にはいささか躊躇する。
冬季に入ってグッと流れが少なくなればヘツリせずに済むんだろうが・・・ 増して私同様バランスとか踏み上がる脚力がおかしくなってる70歳超、怪我したら笑いもの以外の何でも無い。

もう終わりかけだけどサワギキョウ(キキョウ科)。

こちらは花期の長いヒツジグサ(スイレン科)、恐らく6月から咲き始め今月いっぱいは咲いてると思う。

今年はキノコが豊作らしくあちこちに車がとまってて、何とまあ私がポリ袋ぶらさげて歩いたせいか「採れた?」なる声を2つも掛けられて驚く。 しかしこれだけは経験者じゃないとなかなか見つからないのだ。
S小学校のGSに向け、興味持って貰えそうな資料探したのに、それは3~4種に終わってしまう。 谷山川に沿って神鉄谷上駅へ下り、Tさんと私は更に歩いて箕谷駅へ向かった。 アレチウリは大形のウリ科植物だけど花は小さく、

果実だって2㎝程度でしかない。
毛が多いから、如何にもアレチなる名称が似合う。

昨日一昨日に比ぶれば気温は低かった。
でも柏尾谷上部では緊張強いられて汗だから、先ずはシャワーして読みかけの本。

多分Yさんから回ってきたものだろう昭和10年、六甲山地の東側に位置するゴロゴロ岳(標高565.6mのごろ合わせ)に、名前は立派だが山火事見張り用の望楼でしかない森林気象観測所が組み立てられた。 長年その望楼に住みつき、40年近くに亘って観測・見張りを続けた人物の生涯を描いたもので、彼が報告した山火事は300件を超えるという。
読み終えて先ず頭に浮かんだのは ♬“おいら岬の灯台守は。。。”である。
森林植物園の起工に温泉街として賑わった夙川、芦有道路の着工に神戸大空襲など歴史的にも面白い内容ではあるが、私にとってもっと関心引いたのは作者である吉田たつこ氏が『半どんの会』会員だった部分にある。
これも前に記したが、元町の高架下に“半どん”なる居酒屋があり、ここは神戸の、いわゆる文化人の溜まり場であったことだ。
居酒屋“半どん”はとっくに無くなってるし、『半どんの会』の活動だって怪しくなってるようだから、天国の綾見 謙さんも寂しかろう。