定例観察会直前に強い風を伴った台風が当地へ上陸したとあれば、コースくらいは事前に点検しておかねばならない。 会員ばかりならいざ知らず、ビジターが来られたわ崖崩れで進めないわでは済ませない、とりあえずコースだけは確認しとこうと、お茶1本だけ持って家を出た。
湊川駅近くのコンビニでおにぎり買おうとしたら、“台風の影響で入荷が滞ってます”なる紙切れがベタベタ貼ってあり、弁当になりそうなものが全然無い。
店のおばさんに「えっ、ホントに何も無いの」と声掛けたら、「仕方ないね、私のをもって行き、あげるから」とアンパンをレジ袋へ押し込んで差し出してくれる。
後刻分ったのだけれどこのアンパン、小さいの4個入りだったが袋開いてて2個だけ、あのおばさんが食べてた残りなんだ・・ 下町の人情が嬉しく響いた2個。
班長さんほか世話人の皆さんも気懸りだったに違いない、今日にでもとか明日でなければと意見交換あったらしいが、私の都合からすれば本日5日(水)がベストと前進する。 強い風だった割にこの辺りのイネはしっかりしてて、これなら十分機械が入れるに違いない。
向うの方で農家の主婦が二人お話中、イネの状態がこれとあり会話も穏やかそうに感じてしまう。

ツユクサひとつとっても難しい。ツユクサの苞には毛が無いと言われても、あるし・・

これは色が違うし苞にも毛がいっぱいあるから、教えてっ貰った通りでヒメオニツユクサかなと思えど自信無いから、少しばかりネットで調べたところ、“分類は未だ十分じゃない”なんてのも出てきたらお手上げ。
もちろんビジターさんに自信無いこと話せないから、それは質問あった場合に備えてのことではある。

台風の雨で機嫌良くしたのかタマゴタケみたいなのが二ヵ所で見つかり、

更にこんな青に黄色混ぜたようなキノコもにょきにょきと顔出してた。

コースの状況にも植物の状況にも問題無いみたい、すっきりした逢山峡だ。

ただまあ水量はいささか多く、猪ノ鼻滝も水量たっぷりだし、崖から流れ落ちる水も小滝のようではある。

松枯れの処分だろう、年輪の中心がこんなに偏る原因なんか、私にしたら大変面白いんだけど・・ 帰途にでも、時間があればのことだ。

食うものと食われるものの関係、実際目にしてこそよ~く分るので、カマキリの♀は遠慮無く♂を食い千切る。 キノコだって、地中から顔出した途端ムシがたかってくるのだ。

逢山峡を2/3程度下ったところで逆方向からHさんが登って来られた。
やっぱHさんも気に懸ってたに違いなく、ならば私ももう一度と仏谷出合までお付き合いさせて頂くことにした。 私にすれば、やはり一人より相棒いた方が勉強になるのは当然で、だから新たに確認できたことも2つや3つじゃない。
仏谷出合のすぐ近くで5~6台の車と行き違った。
ふと荷台に目を遣れば2頭のイノシシが横たわってい、鮮血が目についた。
はは~ん、これは川上で解体するなと―――
やはりその通りで、流水に晒して血抜きしておる。 ワナですかと問えば「いや鉄砲で」と。散弾かライフルかは知らないが、田んぼで鉄砲は難しいだろなと思う。
その昔、宍粟市の河原で鹿の解体見てたら、「兄さん、肉もって帰るかい」と言われたから、ついつい今回もその気になってたのに「稲を食い荒らしてノウ」だけ。

「何か言えば肉持って帰るかいと言われるかもよ?」とHさんをけしかけるのに、「考えてる方向が違う」といなされたから手ぶら・・
実はこの後、再び車4~5台が上流へ向かったので、獲物は3~4頭にのぼった可能性あるな。

エアコンでギンギンに冷やした部屋、そこで今秋初めての猪鍋、食べそこなったの巻。