先だって小耳にはさんだ会話があって、「私も連れてって」と言ってしまったから誠に図々しい話しである。。 場所は「草の観察会」で歩いたコース、少しでも涼しい内にと9時に木津駅を出て田園地帯を歩く。
小学校低学年時分、我が家のすぐ近くにある草むらでキリギリスを捕まえ、竹ひご製の虫籠に入れてキュウリやスイカの皮で飼った覚えはあるが、もうキリギリスの姿でさえ朧になってしまってる。
本日最初のは、頭部の側面に白いツブツブ突起が直線状に並んでるバッタ、これがオンブバッタ(バッタ目)の決め手になるという。

ベッコウハゴロモ、これは以前に教えられたアオバハゴロモやイネの害虫ツマグロヨコバイの仲間でカメムシ目、だから顔はセミに似ておる。

キイトトンボ(トンボ目イトトンボ科)は局所的にいるとあるが、確かにその通りで沢山見掛けることになった。 これは♂で黄色いが、♀の方は緑がかった黄になる。

お得意のポーズになる。

はは~ん、複眼は完璧に離れてるわ。

次はウスバキトンボ(トンボ目)で、私にしたらアキアカネに似てる。
胸部側面に黒い筋(黒条という)が無いからアカトンボ類と区別できる・・と言われても分からない。 ただ腹部の付け根に、黄色い衣服を巻き返したように見える白の部分、これが決め手のひとつになるとか。

複眼は広い範囲でくっついておる。

虫を「可愛い」と表現される方が多い。
でも私は可愛いからじゃなくって、綺麗という部分で関心を持ち始めたように思ってる。 綺麗というのはもちろん構造色を含めてのことだが、それより何より虫のからだの精密さ、そこに不思議な魅力を覚えたようだ。
この“縁紋”の鮮やかさはどうだ! しかもトンボの殆どは間違いなくこの縁紋を備えてるというんだから驚きで、しかも今回は4つの縁紋がピタッと一ヶ所に集まる種もあると聞き、それはそれは感動してしまったのだ。

えらく明るい色したセセリチョウはキマダラセセリで、文様の配置に統一性が無くマダラ。

これも一度教えて貰ったアミガサハゴロモ、やっぱり顔はセミでありカメムシであるな。 今朝のニュースに“NZ、日本の中古車輸出にカメムシ対策を要求”というのがあった。NZは農業国だから、中古車に潜り込んで越冬するクサギカメムシに神経を尖らせてるというもの。それは誠に当然で、こんなの繁殖したらキウイフルーツなんか被害甚大に違いない。。

ジャノメチョウなのかヒカゲチョウなのか私には無理。
これは眼状紋の前に白い帯があるからヒメジャノメだと・・

このキボシカミキリは甲虫目カミキリムシ科。
似たのにカラフトヒゲナガカミキリやシラフヒゲナガカミキリなども存在してややこしい上に、黄色紋は地域や個体によって変異があるというから同定は難しい。

お腹の側にも黄星が入ってるし、おみ脚の節にも黄色い部分あり。
こうして見れば、確かに脚は腹部から出てると納得できる。

14時ちょっと前、神鉄木津駅へ帰ってきた。
一番暑い時刻だろうに神鉄は20分待ち、1時間に3本は辛い。
さて神戸電鉄有馬線、台風20号によって線路の下がえぐられるように崩れたらしく、谷上駅~有馬口駅間が不通になってる。 崩れ方からして復旧には時間が掛かる? 9月初旬の定例観察会はどうなるんだろうとヤキモキだ。
おまけに神戸電鉄は復旧に関する情報はもちろん、代替バスの時刻表や所要時間などどの駅にだって掲示していない。 この時代、なんたる呑気さよと腹立たしい。