23日(木)の「近探」は六甲山上での観察が組まれておった。 
一方迫り来る台風20号は950hPaと大いに発達し、しかも四国上陸後に兵庫県を直撃しそうな予想とあり、前々日には「中止かな・・」と半分諦め気分になってた。
そころが前日の予測によると、来襲は23日の夕刻以降・・ヤキモキしてるところへWさんから「行きましょう」のメール、念のため、ザックにレインスーツまで押し込んで寝についた。

JR・バス・ケーブルを乗り継いで集合地点の記念碑台へ向かったところ、何と10人もの参加者! 950hPaなど眼中に無い勢いではある。
先ず目に付いたのはメガネツユクサらしき花で、数少ない雄花に見える。
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そうこうしてる処へビジターセンター管理のHさんがムシを持って来て下さった。
もちろん名前など知らなかったが、姿だけは見たことあるウバタマムシ。 タマムシというのは光り輝くたまむし色してるが姥だけに地味、まあ天敵に見つかり難いから長生きできる可能性ありだ。
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マユタテアカネの♀ 
私はアタマが硬いから、眉があるだろと言われても全然分からない。 眉というものは目の上にあるもの、なのにこれは口の上・・何度も何度も聞いてやっと了解したのは、お稚児さんの眉みたいな黒い斑点が額にワンセット。
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アカネなのに赤くないのは♀だからで、雄は名の通り赤かった。
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うんうん、結節だったかな、翅の中央部に窪みがある。 翅が形成される過程で、何らかの事情あってのことだろう。
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イチモンジセセリ。
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ショウジョウトンボかなと思ったが、翅の付け根に幅広い赤い帯があるからネキトンボだと。ネキ(根黄)とは赤い帯を黄色に見たてたのかも知れない。
なるほど、胸の黒い筋はショウジョウトンボでは見られない。
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さすがの神戸も22日(水)は37℃にもなったし、この日も35℃位の予報だが、六甲山上だからそれほど気にはならない。
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シオカラトンボとこのオオシオカラトンボの相違点は大きさだけじゃなく、翅の付け根に濃い紋があるか無いかが決め手になるそうで初めて知った。
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この日一番の収穫はミヤマアカネ(らしい)で、翅の先に明らかな特徴を見い出せる。
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先端部は透明で、次に褐色の太い帯が入る。その帯の上に縁紋がくっきり。Kさんによれば、このような翅をもつトンボは少ないそうだから覚えやすい、かな。
ちょっと弱ってたが、記念碑台で放ったら飛んでってくれたから嬉しい。
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アキアカネ。 アカネというほど赤くは無く、腹部に薄い褐色を帯びる程度だ。
雌雄とか成熟具合によっていろいろ変わるんだろうが秋の代表種、これくらいは明確に識別出来ねばアカンのだ。。。
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例によって同定。 もちろん私など役に立たないから邪魔にならぬよう・・
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どう猛?なハンミョウ、日を浴びたらピカピカに輝く。 肉食昆虫。 咬まれると痛くて後痒くなる。
昆虫は頭部・胸部・腹部に分れ、脚と翅は全て胸部から出てるのだけれど、それはトンボでは明瞭であっても甲虫となれば分り難い。 甲虫の胸部は発達して大きいんだろうか? このハンミョウだって、こうして見ると一番後ろのは腹部から出てるように見えるし、一昨日観たカマキリでも疑問に感じた。
実はそんなことも分かっちゃいないから先が見通せない。
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台風20号は徳島県に上陸、その後姫路市に再上陸して京都へ進んだ。
神戸市内では深夜、1時間に100mmを超える激しい雨に見舞われた処があったみたいだが、マンションの窓閉め切ってエアコン付けて寝てしまうと全然分からない。 台風の雨も局在してたんかなと呑気なものである。

そして今、街中のマイク通して「解除されました」なる放送だから、広い範囲に警報が発令されてたようでもある・・・