17日(金)の朝は24℃、風に当ってると寒いくらい! まさに生き返る気温になったから感激ですらあった。
今年は駄目と思ってたU池のサギソウだが、uriさんのblogによれば結構咲いてるとのこと、ではそこへと思いながら、いやいやどんどん暑くなるのでは?と警戒心が働き、結果的には終日室内で過ごしてしまったから一種悔いを残す爽やかな日で終わった。

読んだ本はHさんから回ってきたロアルド・ダール『単独飛行』の文庫版。
ダールなんて初めて知る名だから、ハズレだったら嫌だなと思いつつ読み始めたのが正直なところである。
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作者ダールは第二次世界大戦でイギリス軍パイロットとして、実際におんぼろ戦闘機に単独で搭乗して或る時は不時着し、またある時は優秀なドイツ軍戦闘機と一戦交えた経験の持ち主で、各地を転戦する記述は中々面白いがそれよりも、シェル石油社員としてアフリカへ赴任した時代のスリリングなエピソードは出色と言える。

読み終えて、ダールという人物が戦時中、それも戦闘員として如何に冷静に世界や戦争や自然に目を向けていたのかが余りにも鮮やかに描かれてい、逆な見方からするとこんな目がもてるのは一種の狂気かもと・・
戦争という極限の中、これほどまで第三者的に現況が見詰められる人間も存在するんだと感じ入ったものである。

前回借り出したDVD「ティフアニーで朝食を」の具合が悪かったもので、別の円盤と交換して持ち帰えり夕刻からそれを回す。
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小説を上回る出来栄えの映画って極端に少ない。
最近のでは、『第三の男』のラストシーンは映画が勝ってたのに対し、今回の『ティフアニー・・・』、ラストシーンが戴けない。
なるほど、映画としては一応完成してるのかも知れないが、あくまで女主人公ホリー(オードリー・ヘプバーン)は自身を変えず自身を信じつつ、愛する猫を捨てても南アメリカへ渡らねばならぬのに、この映画では曖昧なハピーエンド。。。

今朝5時半の気温は23℃、読みかけてる漱石の『それから』も魅力とあり、頭の中は迷走中だ。