20日(金)の午後は歯科クリニックを予約してるから身動き取れない。
このN歯科医院、随分な患者を集めてるようで、“次回”は間違い無く10日程も間隔が空いてしまうし、我が方の日程を噛み合わせれば2週間程も先になる。
てことは、万一キャンセルなどしたら「一応これでお終いですよ」なんていつになるか分ったものじゃないから、とにかく約束守って通院してる。
午前中は例の短編集『賢者の贈りもの』を読み切ってしまうべく。

なるほどO・ヘンリーは土壇場の逆転劇がお好みらしく、ほぼ全てが最後の1ページでひっくり返るから、あの10ページばかりの「賢者の贈りもの」も、愛し合う二人が同時に宝物を失ったんだと捉えねばツジツマが合わず、タイトル自体がひねくれてるんだと諒解に至った。
アイスコーヒーとトーストを昼食代わりにし、『海よりもまだ深く』のDVD。

阿部 寛と真木よう子演じる夫婦は離別してるんだが、その間に立つおばあちゃん樹木希林と姉の小林聡美は流石の演技、特に樹木希林はどんな作品でも光彩放ってるから大した役者さんで、数年前に日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を得てるのは当然と言えば当然だ。
この映画は要するに、海より深く愛されなくても、海より深く愛さなくても人は生きていってる・・ そんな部分に焦点合わせようとしてるのだろうか。
おばあちゃんの言葉、「捨てるもの捨てれば幸せになれるのに・・」 そうよな、捨ててしまえば変なこだわりから解放されるだろうことは理解に苦しくない。
一番暑い午後2時過ぎに家を出て歯科。 実に30分もかけて神経抜いた歯をキーンと削り、次いで口一杯に粘土みたいなの押し付け被せ物の型取り・・
なにぶん初めてのことだから「何すんねん!」と思ってしまった。
全部終わってからNセンセ、「左下の親不知に小さな虫歯が出来てます。多分歯ブラシは全く届いていないのにこの程度、山さんの歯は特別に硬いですよ。口閉じたまま磨けば届くと思いますから、しっかり試してみて・・ 駄目なら抜いちゃいましょう」
親不知抜くってどんだけ大変かと思うから、口を閉じて親不知磨こう。
本日と来週の土曜日は連続でガイドハウス当番が当ってる。
初旬の大雨で表六甲のドライブウェーが寸断され、路線バスの運行がストップしたっままだから、JR・市バス・ケーブに乗り継ぎ徒歩20分・・ 早く開通してもらわねば一苦労だ。