15日(日)朝7時の気温は既に30℃、何処へ出掛ける気力も湧きはせず、先日ジュンク堂で買った文庫本の1冊に目を通す。
若い時分から外国作品はそんなに読んでいないから、このO・ヘンリーの『賢者の贈りもの』も名を知ってるだけでそれ以外何も考えぬまま買ってきたのだ。
この文庫本がO・ヘンリーの“短編集”になってるとの意識も無かったから、トップの短編『賢者の贈りもの』がずっと続いてるものと思い2編目の『春はアラカルト』の真ん中辺りまできて、「どうも辻褄が合わないし登場人物の名もすっかり変わってる・・」と気付くありさまだ。

『賢者・・』は誠に単純なお話しで10ページでお終い。
貧しいが仲の良い夫婦がいました。クリスマスが近づいたのに2人とも僅かなお金しか持っておらずプレゼント交換さえ出来ません。そこで奥さんは考えに考えた挙句自分が一番大事にしてる長い髪を切り落としてお金に換え、旦那さんが大切にしてる親ゆずりの時計に付ける飾りを買ったのです。
仕事から帰ってきた旦那さんにそれを差し出したところ旦那さんはこう言いました。「あの時計は売ってしまった、君に櫛を買ってあげるためにね」 お終い。
さてこの小さな小さな物語を題名通り心温まるものと受け止めるのか、はたまた二人が同時に宝物を失った運命の皮肉と採るのか、小説も映画もそこんところが違うから批評や評論は難しいのである。
ここ最近特に目エ(関西弁は何故か母音をつけてのばす。歯アとか)が疲れて本読みが長続きしない。 そんなのを見越してDVDを3~4枚纏めて借りておる。
お昼に観たのが『うなぎ』。
ちょうど20年前の今村昌平監督作品で、この監督はカンヌ国際映画祭で二度目のパルム・ドール賞を受賞したものなのに、どうもその当時は映画に出掛ける機会も少なかったのだろう、今頃になって見てみようという気になったのだ。
2時間に及ぶ長い映画は大した緊張感無いままに進み、最後はつまらないドタバタ喜劇?・・ 私にしたら駄作以外の何ものでもなかった(それともこの映画、もともと半分はお笑いに作ってある?)。
吉村昭の小説「闇にひらめく」が原作らしいから、一度それを読んでみよう、彼がそんなつまらぬ小説書く訳ないんだからと早速図書館にアクセス。 文庫『海馬』の中に含まれてる・・・ ずっと前に読んだ気がするなあ。

もう5年ばかりも愛用してきたCANON powershot SX50HSの調子が良くない。
ONにしたらすぐに被写体をとらえることが出来てたのに、ここひと月ほど前から2~3秒も待たねばならないのだ。
花なら大した障害にならないが、動きある動物を狙う場合それは困る。

アスファルト上に落としたり川で溺れたことも2度あるし、少なくとも年200日は連れ歩いてるから相当くたびれてるのは間違いない。
ただこの機種は廃版になっており、同じの買おうと思えば不安な中古機だし、後継機の評判はあまり宜しくない。 ただやはり遣い慣れてるのが一番だろうから次も
CANON powershot SXシリーズかなと今随分迷ってる。