14日(木)は10時に歯科予約、今回も“神経を抜く”とは知ってたけれど、前回の院長センセの治療は「ご免なさい、ちょっとチクッとしますよ」でその通りだったから泰然自若風に受付へ。 ところが違うではないか、若い(大きなマスクしてるから良くは分からない)女性医師が施術するという。
1日に100人以上の患者を受け入れてるらしく歯科医は3名もいて、どのセンセに当るかは運任せのようなものと気付いた。
前回はあの苦っぽい経皮麻酔があったのに今回はそんなのしないまま・・ だから歯の裏側にギューッと針を押し込むのがはっきり分るほどに痛かったのである。
おまけに夕食時になっても痛くて何も噛めない状態とあり、お酒にハイボールなどアルコール類だけでエネルギー補給・・ また体重が落ちそう。
読みかけてたフランスのノーベル賞作家アンドレ・ジッドの小説『狭き門』を読み継ぐ。 恥ずかしながら狭き門なんて題名からして、きっと“刻苦研鑽”こそ人生の質を決定づけるといった厳しい戒律の内容だと想像してたところ、なんとまあ恋とか愛の物語だったと知る。

中味は正直解らない。
若き女性アリサに熱を上げる若きジェロームの気持ちの一部は、実に私が経験した初恋(中学3年の折だからおぼこい・・)に通じてはいても、やはりキリスト教における「聖らかさ」は理解し難く、だからジェロームのキリスト教に対する反抗なんかからも距離があり、心情の変化も捉えにくい。
ましてパスカルの思想なんて持ち出されたら、“広き門”ばかり求めてきた凡人には、分った振りさえ出来ないのだ。
「でも、聖らかさというものは、好き嫌いで決めるべきではありませんわ。--」
「主よ、あなたが示したもうその路は狭いのです。二人並んでは通れないほど狭いのです」 “愛してるからこそ結婚できない”と婚約を拒否するアリサ、この辺りは少々分る(ような気もする)。
“狭き門”は聖書の「力を尽くして狭き門より入れ」に由来してる。
それは別として、突き詰めた恋(愛)っていうのは昇華を重ね天上へ・・そんな部分も理解できるかな、私(誰)にだって忘れ難い経験あるんだから。
そのMTさんも私と同年齢、出会いたいようなそうでないような、こんなこと書きながらつい笑ってしまう。
今日は今から神戸市の一斉健康診査、よくもまあこれだけ医療のお世話になるよな、それはもう現役時代に想像したことも無かったこと。 そしてまた△や▽が増えて気分を悪くするに決まってる。