24日(木)、「近探」に参加させて貰うべく9:15に神鉄道場駅。 
ここから待機下さった車利用の方に同乗させて頂き、神戸市北区の“上津公園”へ向かった。 この公園には小さいけれど池があって、トンボを中心にチョウなんかも飛んでる。

最初に教えられたのはコミスジの仲間だったが、どうにもまだ気持ちが十分な復調じゃないみたいで、網の上から頼り無い写真しか写せていない。
次いで捕えられたのはヨツボシトンボ、これなら自分で捕まえて写真に出来るわなと羽根をつかむ。
イメージ 1


トンボというのは、全て翅の先っぽに斑点を持ってるらしく、ヨツボシトンボではその下にも翅1枚に1個の斑点があり、4枚だから4つの斑点、これが名の由来らしい。
イメージ 2


今までの近探で網を振ったことは殆ど無かったのに、何故か今回はその気になって・・・私が捉えたハラビロの♂。 お腹がペタンコで幅広に見えるから付いた名だろう。
イメージ 3


順序は違ってるが、こっちはハラビロの♀。 当たり前かも知れないが、雌雄の違いはトンボの世界にもあったのだ。
イメージ 4


網を振る。 良く似た仲間が沢山いるから、私などに見分けなど覚束ない。
NさんやWさんによると、ヤマキマダラヒカゲが一番近いようだった。 独特の丸い模様もったチョウは良く見掛けるものの、同定は容易じゃない。
イメージ 5


小さく細いトンボ、オツネントンボの仲間じゃなかろうかと先輩方。
私の扱い方が悪かったのか1匹は瀕死状態になってしまって可哀想。
イメージ 6


W先生を中心に同定中。
イメージ 7


側溝の小さな水溜りで泳ぐ鳥を見つけた。
本当にまだヨチヨチ歩きなもんで、カラスなんかに見つかればひとたまりもないのに親の姿が見えぬ。 からだを大きく左右に揺らせつつ茂みの中へ消えた。
後に聞くところではバンらしい。
イメージ 8


近畿自然歩道、昨年もここへ案内頂いたが、神戸市内とも思えぬ好い場所だ。
イメージ 9


花を見たり網振ったりしながら光山寺(こさじ)の建つ高台へ移動して昼食になった。
イメージ 10


私の網に入ったのはキムネクマバチで、自分でも信じられないが手でつかむ・・・
顔に黄色い部分があれば♂だから、絶対に刺されることはないと言われはしてもビビる。 翅を震わせる力が凄いから、筋肉と腱の発達具合を肌で確かめることが出来た。
イメージ 11


トンボやセミでさえ素手で触れるなんてことは殆どしなかったのにクマバチを・・
この辺りから、何故かここ1週間ばかりも萎縮気味だった私の気持ちはスーッと開放され?、意欲が湧き出てくる感じさえしたのである。
イメージ 12


これは良く見掛けるアオハナムグリで、花に潜り込んで花粉を食べてるようだ。
イメージ 13


イチモンジなる名の付くチョウも多いが、これはアサマイチモンジだと。
イメージ 14


チョウの翅の表と裏、私は裏の綺麗なのが多いように思うがどうかな?
このアサマイチモンジ、表は黒っぽいけど裏は金色も混じって美しい。
イメージ 15


ずっと以前からアメリカシロヒトリだと決めつけてた蛾、キアシドクガだと教えられた。 名の通り、太腿部分が特に黄色かった。 蛾特有の触覚でもある。
キアシドクガ、幼虫は毒をもってるが、羽化すれば無毒だというから、触れるのも平気になってきた・・・
イメージ 16


シャクトリムシ(尺取虫)という独特な歩き方する幼虫がいて、尺を取られたら死ぬなんて小さい時分には嫌ってたものだ。それが成虫となってシャクガ。
イメージ 17


少々暑くはあっても、街中の暑さとは種類が違うんだろう、誰も弱らない。
イメージ 18


あちことでワレモコウ(バラ科)の葉を見掛けたから、初秋ともなれば赤いボンボリを見つけることができそう。
イメージ 19


本日最後の収穫はミズイロオナガシジミ! オナガというのは尾状突起を指すんだろう。 これら樹上性のシジミチョウ(ゼフィルスと総称する)の幼虫は、ブナ科の植物を食草としてるそうだ。
触覚にも脚にも白黒の段々模様が入ってって、ルーペで見ると感動的でさえある。
オレンジ色の斑紋はしっかり見えるが、水色ってのは良く分らない。
イメージ 20


左が有馬富士で、右のは羽束山(三田市の甲山である)。
イメージ 21


僅か4時間半に過ぎないけれど、生まれて初めて10種近くのムシに触れ、ムシアレルギーから解き放たれた感じがすると共に、クヨクヨ壺の中から脱け出ることが出来たようにまで思う。 ムシにもメンバーにも感謝である。