7日(土)、定例観察会に向けた最終の下見会に参加した。
阪急電車「苦楽園口」駅に40名を超える会員が集まり、本日のコースやタイムスケジュールの説明を聞く。
夙川公園は7日・8日が「夙川さくら祭り」だけど、多くは葉桜とあってお気の毒。

アカメガシワ(トウダイグサ科)の若葉は魅力ある。
赤いのは表面の毛だから手品に使えるし・・

いわゆる達人と称される人は、目の付けどころが違う。
オオイタビカズラ(クワ科)の葉先は尖らず、側脈は主脈に対して鋭角。
これでイタビカズラと区別するそうな。

ミツバアケビ(アケビ科)の雌花と雄花。 ゴヨウアケビも探したが見つからず。

甲陽園目神山の住宅街を歩く観察会は初めてだと思う。
夙川へ合流するんだろう小さな川は、北山貯水池から流れ下ってるようで、カワラハンノキ(カバノキ科)が目立ってた。

甲山周辺にザイフリボク(バラ科)は多く、別名シデザクラと呼ばれるように花弁は幣状だ。

やや気温は低くて歩きやすい。 12時過ぎに北山貯水池まで登ってきた。
東屋でお昼にしようとしたとこで“狐の嫁入り”、細い雨だが風が強まって寒い。
目の前のが甲山で標高は300m、この貯水池は200mだから、30分もあれば登れるだろう。

クロキとクロバイ、樹皮で見分けるのは困難という。
これはクロキ(ハイノキ科)の花で、クロバイはまだ小さな蕾でしかなかった。

樹皮での見分けは難しくとも、葉だと間違える訳は無いらしい、すなわちクロバイには鋸歯があって葉先は尾状になる(上)が、クロキでは鋸歯が無くて葉先は丸い(下)。 こんなのすぐに忘れてしまうだろうし、逆に覚えてしまったり・・

コバノミツバツツジが満開。 とにかくこれは素晴らしく、この辺りの山はきっと酸性土壌なんだろうと思わせる。

ヒサカキに取り付いた寄生植物ヒノキバヤドリギ(ビャクダン科)。

寄生根を確かめてやろうとする、なるほど相手方へびっしり食い込んでおる。

黄色っぽい花弁のサクラ、名は聞き逃した。 ウコン(サクラ)かも知れない。

これは御衣黄(ギョイコウ)という栽培品種らしくて花弁には緑が残ってる。 緑は葉緑体で花弁にも気孔がある? しっかり観察してくればよかった。

「善行を重ね徳を積めば、あの世でこんな景色見ながら過ごせるかも」と言ったところ、

「あの世で修行してこそ極楽に行けるんだ」とNさん・・ あの世でも修行せねばならんのかとがっかりする。 でもまあ修行したら、「酒は旨いしネエチャンは綺麗」なんだろう、そんな冗談言ってるとYさん、「修行し過ぎたらネエチャンに関心無くなるよ」、修行も適当にしとかなあかんわ。

何ともまあヤヤコシイお天気で、観察中に“狐の嫁入り”が3度4度。
皆さんとはバラけてしまったから、私はトットとJR「さくら夙川」駅まで歩き、例の『あさひ温泉』でしっかり温もったところで本格的な“出戻り”に出遭い、かなり濡れてしまった。
甲陽園目神山ルートを覚え、コバノミツバツツジがしっかり楽しめたから十分満足。
さあ今日も歩き易そうな気温だからどっか?