24日(土)、ほぼ4ヶ月振りでYさんと歩くことになってた。
寒いのは嫌い、しんどいのも嫌いというYさんだから、「何処か」と言われても困るのは当方で、実はここ1週間ばかり悩んでたのである。
幸いこの日は晴で暖かいとの予報、やれやれという気持ちで待ち合わせ場所の湊川駅まで歩き、神戸電鉄で谷上駅へ。
私の双眼鏡を取り上げてキセキレイを褒めてたから、ならば双眼鏡買ったら?と奨めといた。 そう、ルーペと双眼鏡は新たな世界へ導いてくれるのだからと。

切り花として使うべく、株立ちするように品種改良されたサクラがあって、その昔Mさんから“啓翁桜”という、お正月に咲くサクラを頂いた覚えがある。

サンシュユ(ミズキ科)が見事に満開、黄色とピンクはまさに春の色だろう。

山田道を登る。
僅か5メートルばかりの小さな滝なのに、ずっと昔からこの流れが好きだ。
名付け親がいないから、どなたかシャレた名を付けて後代に残して欲しい。

ヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)だろう、梅雨時分には赤く甘い果実になる。

森林植物園へ入り、先ずは薬樹園。
ん? ネクタイが無い! 懸命に追って・・・

なんだ、太いネクタイしてるじゃないか。

今年はホントに梅と桜が一緒に咲いた。 一面に梅の香りが漂い出て、鼻ツンの私でさえ十分に匂ってる。

オニシバリ(ジンチョウゲ科)に花が付いてて、初めて観ることになる。

花弁に見えるのは4裂した萼の裂片らしい。 樹皮が強靭で千切れないところから、
オニシバリなる名を頂戴し、夏に落葉するからナツボウズなる別名をもってる。

疲れてぐずぐず言い始めたYさんを後にして大師道を下る。
これってアオバトじゃなかろうか、死んでる。 何ともモッタイナイ話だ。

崖なんかの急傾斜地を好んで生育するスズシロソウ(アブラナ科)。
好んでじゃなくって追いやられてと説明する場合が多いけど、こんなに旺盛な繁殖姿を見るにつけ、どこまでが本当なのか分からなくなる、よな。

距離が長いと文句タラタラだったYさんなのに、横文字サラダとハイボールで俄然元気になってうるさいほど・・・ 私は聞くふりしつつマグロ・湯豆腐でお酒に焼酎。
よほどキセキレイに感動した? 早速にでも双眼鏡を買う勢いなので、暫く私の小さい方のをお貸しすることにした。