21日(水)は終日の雨予報だったから、日頃放置したままになってる事柄に一定のケリを付けとく必要に迫られる。 その内のひとつは、間も無くTさんに返却せねばならぬレイモンド・チャンドラーの『リトル・シスター』を読み切ってしまうことで、これは残すところ50ページ程度だから朝の内に了読した。
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訳者である村上春樹自身が言ってるように、一体誰が誰を殺したのかどうも分らず、おおよそこういう事だったのかとしか言いようも無い。
これは前回に読んだ『ロング・グッドバイ』でも同様で、チャンドラー一流の書き方かも知れないが、納得しかねる読後感になる。

リトル・シスターというのは勿論“妹”を指している。
田舎町からロサンゼルスに出てきた兄のオリンは、ハリウッドで成功した姉から金を絞り取ろうと画策し、その“妹”は母親と一緒に策を練って、その兄から金をせしめようと、私立探偵マーロに依頼して兄をつかまえようと探し回る。
金しか頭に無い一家、それに華やかなハリウッドの裏で蠢くヤクザや買収に応じる警察官などなど、そんなハードボイルドだった。

この小説、ほぼ50年前に別の訳者によって出版されており、タイトルは『かわいい女』だったらしい。 村上春樹は、話の本筋からすればいくぶん必然性を欠くから、原題をいかしてリトル・シスターにしたと述べておるが、私は逆にこのような悪女を“かわいい女”と呼んだ方が、ヒネリが効いて面白いと思うがどうだろう。

さて5月のGW終了直後に、韓国岳を登って霧島を散策(ここでしか自生していない花の観察)という話しが持ち上がり、既に飛行機の格安切符往復を9人分購入してる。 ところが新燃岳が噴火して韓国は立入禁止だし、先だってには鹿児島空港にまで降灰あったとのニュースだから困ったもの、幹事さんも頭が痛いに違いなく、お気の毒な事態になった。
格安切符は確かに格安で往復9,200円。ところがキャンセル時には8,000円の損料を引かれるといった落とし穴?があったから、進むも引くも・・・

お花見2件のこともある。
開花予報によると、寒かった割に5日から1週間も早まりそう、菜種梅雨みたいなここ何日かとあってそのことも気懸りだし、ちょっとpower pointに纏めたい事項もある。

晴れ間を狙って書店へ足運び、オーソン・ウエルズの『第三の男』を注文した。
テーマソングだけは聞き覚えあるあるけど、内容は全く知らないから楽しみ、読み終えたらレンタルビデオ店かな?
雨の日には、あれこれ考えて余計に忙しくする。