20日(火)、私が属する班が責任もって実施する“定例観察会”、そのコース下見が行われた。 実際の観察会は9月初旬とあって季節は真逆だから、植生の下見と言うよりコースの確認ということになる。
観察会当日と同じ9:30に神鉄有馬口駅に13人が集まり、舗装ではあるが逢山峡の緩やかな川沿いを歩く。

有難いことに晴れて暖かいから、歩みは遅くなってなかなか前進しないのは当たり前だろう、冬芽に関心持てない私だってついついルーペで覗く余裕のある好天だ。
そんな中で綺麗な赤い冬芽を見た私、これって?と聞いたところ、「これが分らずして」と返されたから、それって貰いとばかり、「これが分らずして案内人を名乗るな」なんて言いつつ前進。 こんな冗談言わせて貰えるグループだから欠席しない。
私が知らなかったその冬芽とは、基本のキとされるウリカエデであり、ウリハダカエデとの違いはHさんの説明でストンときた。
すなわち、「ウリカエデの葉痕は小さいから維管束は3つしか入らず、ウリハダカエデのそれは大きいから3か所に入るんだ」と。
ウリカエデの葉痕は小さく、維管束痕は3つ。

ウリハダカエデでは冬芽も葉痕も大きく、維管束痕は三カ所に纏まってある。
とは言っても・・ これが維管束痕の集合体なのかどうか、私にはしかと分らない。

もひとつ勉強できたのはクマイチゴとニガイチゴの冬芽の違い。
ニガイチゴは主芽1個だけが目立つが、

クマイチゴでは2個の副芽を含めて3個のものが目立つ。

こんな記述すると我が班のレベルが疑われるかも知れないが、これはあくまで私のレベルなもんで、そこは十分に理解願わねば申し訳が立たない。
さすがは北区とあり、川にも山の斜面にも氷が残ってる。

大昔に読んだ松本清張の短編に、凶器無き殺人事件としてツララがあった。
この鋭利なツララで刺せば凶器は溶けて発見不可能だし、今ひとつはカチンコになったお鏡餅で殴打する・・ 捜査に来た警察官に「ご苦労様」と言いつつぜんざいにして凶器を振舞うのだから実に面白かった。
話しがそれた。
逢山峡を南へ詰め、九体仏近くから15分ばかり自動車道を歩いて神鉄六甲駅へ向かう。 いつの観察会も同じだが、昼食後の観察はどうしても疎かになりがち、今回もサッサと歩いて14:30にゴール。 観察会にしたらちょっとばかりロングに過ぎるかなという感じは確かにあった。
神鉄谷上駅で一旦下車してホームのログハウスで反省会、ていうか反省会。
なんとまあ、そこで別グループと一時の合流だから、この会も“賑わいにけり”だ。