1月中旬から下旬にかけて関西を襲った寒さには少々参った。
もっとも暑さより寒さの方がマシに感じる私とあって、その間にも結構出歩いてたのに対し、4日(日)朝の寒波再来は何よというほどにこたえ、1時間半ばかりの所用済ませるのに気持ちも身体も萎えてしまう感じを味わった。
そんな日は喫茶店で本読むに限る、午前中はダージリン(紅茶の中で一番安いみたい)飲みつつ過ごす。
午後、予約入れてた本が着いたと図書館からメールがあったので受け取りに出掛ける。 インフルエンザ感染を警戒しながらもその図書館で湊かなえの『贖罪』に集中だ。

小さな女の子が殺された。
その現場に居合わせた4人の女の子たちと被害者の母親が繰り広げる“独白”形式の推理小説で、以前に読んで大して面白くもないとの感想だった『告白』に似た話の進め方。 それはまあ良いにしても、普通有り得ない人間関係が描かれるのって男性読者にしたら苦手? もちろん湊かなえの文章力には敬意表しつつ最後まで読みはしたけれど、贖罪と題するような内容でもなくてスッキリ感は味わえなかった。
よって暫く、湊かなえから離れてみることにする。
この日図書館から借りて帰ったのは、先日亡くなった自民党のボス野中広務を扱った『野中広務 差別と権力』なる単行本、これも2週間で返却とあってなかなか忙しい。
実は読書家のTさんから、「村上春樹が翻訳したものだから読んでみた」と3編の長編文庫が手元に届いてる。 そのひとつがレイモンド・チャンドラーの『さよなら、愛しい人』で、僅か2~30頁読んだところで中断したまま半月が過ぎようとしてる。
出足好調な小説だけに読み継ぎたい思いは強いけれど、こう次々に押し寄せて来られては敵わない。