24日(水)から関西も冷え込むとは十分に承知、一方晴れ間が広がるとの予報だから「これは森林植物園で鳥狙いかな」と思いつつ昨夜は蒲団へ入った。
ところが起き出してみると風が強い・・ この寒さと風の中で野鳥を待つなんて芸当は出来そうにも無く、急遽“歩きに専念”を決めて高取山へ向かうことにした。
高神滝から安井茶屋への道を辿りつつ、さてその後をどうするか考えねばならない。
いずれにしろ終着はしあわせの村の♨に置いたから、安直なのは獅子が池だし頑張るなら菊水山ということになる。
月見茶屋前の広場から眺めると、菊水山は指呼の間? ぽかぽか暖かいような気もして頑張ることにする。
鵯越駅から菊水山へ取り付くことになるんだが、道端に黒く輝いてるのが目に入る。
ヤブラン(キジカクシ科)の黒く熟した種子で、これは撮っておきたいとザックからカメラ。

片膝ついてヤブラン撮ってると後ろから声、「シラサギが魚くわえてますよ」
彼の指先を追うとコサギが獲物を狙ってるところで、何とまあ足で獲物を追い出してるではないか。 我々もする、川底に網を敷いて水草や小石の隙間を足でガサガサっとやるあれと同じ。

急坂を登れば時間的には3~40分の短縮になるが、今回は10日以上ぶりのロングコースになるから、石井ダム経由の体力温存コースにする。
この石井ダムが竣工して今年でちょうど10年、まこと月日が流れるのは速い。

よって竣工記念に植えたヤマザクラも随分大きくなり、my sakuraも身長5m、胸高の幹の径は15cmにはなっただろう。 思えば当時、身長は1.5mばかりあれど幹は2㎝程度のひ弱な苗であった。

ダムを登り切って貯水池の橋を渡り、小広い場所でパンのお昼。
もう吹きっさらしとあって味などあったもんじゃなく、エネルギー源として取り敢えず胃に詰め込んだだけ。
どうやら気温は再び低下傾向となり、一時大人しく思えた風も力を発揮し始める。
鈴蘭台側から谷筋を詰めるように上を目指す。
13:30山頂到達。 気温が低くて風があるだけに下界の見通しは良好。

いつものように寒暖計に目を遣れば-3.5℃。
寒いはずで、腰掛ける気にもならずに管理道歩いて鈴蘭台側へ下る。

まあここまでは想定内としよう。
北五葉からしあわせの村へと歩くのだが、とにかく風が強く冷たくて寒い。
呼吸器の先端である鼻腔がその冷気を拒否し、呼吸が難しいくらいになるから敵わん、それを少しでも和らげるにはタオルで顔を覆うしかない。
ちょうど15時にしあわせの村館内へ突入。
所要時間5時間40分、32,000歩。
ここのお風呂は私の好みで40℃と温め、寒さで特に右腕が痺れてる状態だから、暫くの間ジーンと溶けてゆくような感覚があった。