4日(月)・5日(火)、お世話下さる方があって『納会』が催された。
納会とは言え昔のそれとは異なり、決して宴会のみが目的じゃないから、午前10時に有馬温泉駅から歩いて目的地へ向かうのだ。
紅葉谷道は未だに旧に復しておらず、魚屋道から登り始めねばならない。
もともとは筆屋道から紅葉谷へ入り込む計画だったが、急な下りが膝に負担という年齢層ともなると、そのまま上向いて歩いた方が気楽、一軒茶屋を目指すことにする。
この魚屋道の中程に“コマユミ通り”とも称すべき地点があって、今秋は見損なったけど、それは100mほども続いてる。
多くは葉を落としてるものの、何とか最後の力を振り絞って枝にしがみついてくれてるのもあっていじらしい。


魚屋道途中でお昼になる。
それまでは寒さ感じなくて済んだのに、前線の通過中だろうか急に気温が下がって風も出てきた。 暑い寒いに弱いから、4人をあとに残してゆっくりゆっくり前進。

少し遠くへ目を移せば、コナラの赤く茶色く染まったのが見える。
身近にある黄色の多くはタカノツメで、これもどんどん色素が分解されて枯れ色に近づいてきた。

一軒茶屋へ着いたところで思い出したことがある。
確かこのすぐ東から、瑞宝寺谷西尾根ってのが有馬温泉近くへ延びているはず、その入口を探すことにした。

標識は立っていないけど、どうやらこのリボンが目印?
次回はこの尾根を下ってやろうと楽しみが増えた。

今夜の宿を目指す。
午後3時半頃だったかな、もうすぐ宿という場所でミゾレが降り始めて傘。
天気予報は午後から小雨とあったのに何とか一日もってくれたから助かる。
宿に入るなりみんなでホットウィスキー! その香りと臓腑に沁みわたる温かさ!
お風呂で全身を伸ばし、ゴーカな食事に舌鼓打ちつつ話しが弾む。
気付けば午後11時、こりゃあいかんと慌てて就寝。
5日(火)朝7時起床。 打って変わって好い天気なのに気温は低く、宿の方によれば-1℃、寒さ対策してきて正解だ。
朝ご飯をしっかり食べ、コーヒー飲みつつ帰途のコース相談。 やはり膝が気懸りなもんでシュラインロードを下ることになった。
山上の道路の一部は凍結しており、前から走ってくる車がスリップして我々に突っ込まないかと不安・・・よくある事故例だから。
粉雪が舞ってて、僅か標高800mなのに厳しい環境、年寄りの住める場所ではない。
シュラインロードは知られたタカノツメの優占林、地面から匂い立つマルトールに往く秋を惜しむ。


どっかで温かい昼食にしようと心積もりしてたのに、寒さと風に追われてノンストップで神鉄六甲駅へ降り着いた。 今年の秋と初冬は寒気が強く、明日は更に厳しいみたいだから体調管理に気を遣わねばならない。