26日(木)、朝早く起きて奈良県天理市から桜井市に至る“山の辺の道”を歩いた。
この道が日本最古の道と呼ばれるのは、日本書紀に名を残してるからで、私も過去何度も歩いている。
春はハウスから苺の香りが漂い、9月初旬は無花果・10月は柿で11月は温州蜜柑と楽しみは多い。天理駅から桜井駅まで歩くのはちょうど4年振りで、2013年10月に小学校時代の同級生と歩いており、桜井から柳本駅までは観察会でも出掛けてる。
9:30天理駅出発。駅前にはモニュメントなんかが出来て、見違えるばかりに整備されている。
天理教本部は凄い人出、何かのお祭りがあるんだろうか。法被に注目すると、北海道から四国・九州まであり、ブラジルとか台北なんてのも見つかった。
屋台も沢山出ており、早からビール飲んでる人もいて羨ましい。

石上神宮の鶏。 鶏(特に軍鶏)は神の使いだから追い散らしてはならぬ。

天理駅から30分も歩けば田園地帯へ出る。
快晴だけどお百姓さんに休みは無し、呑気に散歩してると「悪いなあ」という感じする。

甘柿(これは富有柿だろう)の運命。 一斉に熟すから保存が困難、相当数が売り物にならず捨てられる。 その点渋柿は良い、ちょっと手間掛かるが、吊るし柿にして冷凍しておけば半年は充分にもつ。

あちこちに無人販売所があって、私は4個100円の刀根柿を買った。 買ったは良かったけどナイフ忘れてる! ザックはずしりと重くなった。

あちこちに指導標が立ってるから、まず迷うことはない。

この辺りのハウスは全部イチゴ、4月中旬ともなればストロベリーロードと化す。

長岳寺無料休憩所。ここがちょうど真ん中辺りになるかな。
12時、コンビニ弁当。

崇神天皇陵(行燈山古墳)。前方後円墳で、墳丘は全長242m 後円部の径は158mという。

次いで景行天皇陵(渋谷向山古墳)。 全長300m 後円部の径は168mあり、古墳時代前期のものとしては国内最大らしい。 因みに日本最大の天皇陵は大阪堺市の仁徳天皇陵で、全長840m 後円部直径は249mというからデカい。
初めて知ったがこれらの古墳、山の支尾根を利用してるから労力は節約出来てることになる。

二上山を桧原神社の鳥居越しに見る。
桧原神社は大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社(祭神と縁故の深い神社で、本社と末社の中間に位置する神社のこと)とある。

母娘で礼拝。

狭井川か、なんか聞いた覚えのある名前だ。
調べてみたら万葉集に、「狭井河よ 雲立ちわたり畝火(傍)山 木の葉騒ぎぬ風吹かむとす」というのがあるが、それなら私の思ってるのとは違うな。。。
それにしても、ひょいと飛び越えられる小川じゃないか・・

狭井神社のお隣に市杵島姫神社があり、この池を『鎮女池(しずめいけ)』と呼ぶ。
文字通り、荒ぶる女性を落ち着かせ、穏やかにするそうだから、◎△□さんに参って貰おう。

左の小山が巻向で、右が三輪山だろう。 大神神社の大鳥居からご神体である三輪山を拝むことになる。 これもずっと以前、白い襷付けてこの三輪山に登ったことがあるのだが、白装束に素足の女性に出会ってびっくりしたことがある。
大神神社の本名は『三輪明神 大神神社』で、この三輪は地名であり“三輪素麺”はこの地を発祥としている。

大神神社ゆかりの平等寺。

金谷の石仏までやって来た。 ここから桜井駅までは2km程度で2~30分で着く。
右が釈迦、左が弥勒とされ、少なくとも鎌倉時代にまで遡ると書いてある。

近鉄桜井駅15時ちょっと前到着。
このハイキングコースは全長16kmらしいが、環濠集落や衾田稜なんかへ寄り道したから、18kmくらい歩いたことになり、少々暑かったこともあって疲れた・・・
関西はまた明日から天気が崩れそうだし、週明けには台風22号の影響も出そう。
とあらば、今日一日は貴重な秋晴れと言えるんかな?