3日(日)、自然観察会の最終下見に参加した。
今回歩くのは初めてコースだし、なにぶん担当班じゃないから気楽なもの、一番後ろから付いて歩くことにする。 集合地点の地下鉄妙法寺駅には何と50人近くが集まり、Nさんの名解説は街路樹から始まる。
日本の街路樹で最も多く用いられてるのは?と言う具合にクイズ形式で進むから、なるほどビジター参加型の観察会となる。
因みにトップはイチョウ、二番手はサクラで三番目にエノキがくるそうな。

横尾山山腹に築かれた「のじぎく園」には、一面に白と黄のが植えられているのだけれど、ひと月に亘る干天だから萎れてしまって元気が無い、今年の花、大丈夫なんだろうか?

観察コースは神戸市によって造成された須磨区のニュータウン周辺で、須磨区住民の2/3相当数がこれらの街に住んでるらしい。
ただ、この周辺が拓かれて既に50年が経過したから、成熟したとも表現できる反面老成・・人口は減少傾向になってるという。

ハゼノキ(ウルシ科)なんかが赤く染まってるのは、“秋”を感じてではなくって水不足によるストレスなんだ。

奥須磨公園へ入る。 地名は多井畑、文字通り地下水の豊かな土地柄であり、この公園内にも幾つかの池がある。
ただし水は減り、外来の水生植物ばかりが蔓延してて、これは多分エフクレタヌキモが浮いてるんだろう。

こっちにはオオフサモ、これも問題になってる植物で、陸上にまで茎を延ばしてた。

オモダカの仲間でヘラオモダカ? ウリカワならも少し葉は細長いだろうなんて話が出てた。 いずれにしろ涼しげで宜しい。

去年はこの辺りで何度も野鳥観察したもの、小さな水の流れがあって、いかにも小鳥たちが好みそうな環境ではある。

奥須磨公園を出て猿田彦神社に参る。

数年前に来た折には気付きもしなかったけど、社の奥に巨大なウバメガシ(ブナ科)が生き残ってた。ウバメガシは成長速度が遅いから、これでも数百年は経ってるだろう。

ウバメガシの巨木というと相楽園のもデカいが、さてどちらが?と思わせる。

小高い丘へ進むと、放置された農地が目立つようになる。
この茶色いのはヤマアワというイネ科植物らしい。

このあたりはRD植物ツチグリ(バラ科)が沢山生育してることで知られる。
もちろん花の季節じゃないが、葉だけは道端で目立ってって、

裏には毛が密生するから白い。
やはり草刈りが入らなくなれば衰退してしまう運命にあるんだろう。

畑のサツマイモ、葉は茶色く変色して光合成能力を失ってるから、芋の収穫も覚束ないだろうし、沖縄の一部では「雨乞い」の準備・・・何事も不平等はいかん。