ロバート・キャパなる名前は知らずとも、この写真だけは見たことあるという人は多いに違いない。

1936年、スペイン内戦が勃発。
無名のカメラマンであったロバート・キャパは妻ゲルダ・タローと共に“良い写真”を撮るべく交戦地へ潜り込んだ。 そしてこの1枚の写真により、最も偉大な戦場カメラマンとして世界の名声を得ることになる。 よく知られた『崩れ落ちる兵士』だ。
ところがこの写真については当初から真贋の疑問、つまり本当に死にゆく兵士なのか、あるいはヤラセなのかという問題で、実に多くの写真家や歴史家が現在でもその検証に携わってきている。
私の頭の中にも薄っすらと残ってるTV番組があって、それは一体いつだったかなと調べてみたところ、2013年2月にNHKから放映された番組で、そうそう沢木耕太郎がその写真の謎に挑戦してる場面だった。
図書館から電話、「2冊が届きました」。
台風5号が九州に上陸しようかという時刻なのにカンカン照り、でも明日の月曜日は休館日だから、ここは頑張って受け取っとかねばならない。

「キャパの十字架」。
沢木耕太郎はこの本の中で『崩れ落ちる兵士』は、キャパ或いはゲルダ・タローが撮ったものではあっても、実際に撃ち抜かれて死にゆく兵士じゃない、そんな彼なりの結論を出してるみたいだ。
ただキャパやタロー、「実は・・・」と言い出せぬ境涯・時代に置かれておった(両名共にユダヤ系)と、ここは沢木耕太郎の推論が冴えてるみたい。。。
まだ1/3も読んではいないが、どうもそんな方向へ行き着きそうな気がする。
ちなみにゲルダ・タローのタローは、当時フランス遊学中だった岡本太郎のタローを貰ったらしいから面白い。
全然関係ないけれど、3年前に私も勉強してた写真クラブ「フォト窓」で、今も頑張ってられる I さんと出会った。 カメラ雑誌「フォトコンで入賞したわ」
早速HPで見てみると、これが入選した「濁り水にも美」で、

もう一枚は「水滴のハーモニー」と題されてる。

夕暮れ時の水溜りに落ちる雨滴を写したもんだろうか、皆さん随分腕を上げてられてて羨ましい。