28日(金)、いつもの理髪店へ9:05に飛び込んだのに、既に先客が2人いて2時間ばかりも待つことになる。 まあこんな事もあろうかと、前日買ってた文庫本持参してて助かったけど、散髪終わればお昼の時間、またまたファストフード店で食べねばならない。
お昼を終えて区役所へ出向き my number card 取得手続き。 こんなカード1枚で何もかも管理されたくないと抵抗してたが、遂にホールドアップかいな、情けない。
カンカン照りの街中を歩いてお気に入りの喫茶店へ辿り着けば13:30、1日なんてアッという間に過ぎ去ってゆく。
理髪店と喫茶店で読んだのは沢木耕太郎の『流星ひとつ』で、始めから終わりまで藤 圭子に対するインタビューで貫かれている。

この単行本が刊行されたのは2013年で、文庫になったのは去年の8月。
なのに帯にある通り、インタビューが行われたのはもう40年近くも前の1979年だから、きっとこんな出版物も珍しいに違いない。
インタビューに応じる藤 圭子といえば一世を風靡した演歌歌手であり、我々の年代なら“圭子の夢は夜ひらく”だけは誰でも知ってる歌、“15・16・17と 私の人生・・”
その外「新宿の女」や「女のブルース」 「女 預けます」など次々にヒットを飛ばし、歌謡大賞にNHK紅白と輝かしい戦績を残すのだが、1979年に突然引退を宣言してアメリカへ渡った。
そこまでなら大した問題ではなかったのだが2013年、マンションの上階から飛び降りて自死したから、アメリカで出生した娘、宇多田ヒカルと共に世間を賑わせたものである。
藤 圭子は19歳で前川 清と結婚し、翌年離婚。 彼女の母親も19歳で結婚してその後離婚、ヒカルも19歳で結婚して4年後に離婚して2010年に活動を休止してるから、どうしても三代に亘る因縁みたいなものに関心が向かざるを得ない。
藤圭子の自死についてはいろいろな憶測を呼んだようで、遺書は無いけど警察は自死と断定する一方、ヒカル側は遺言書ありと主張して葬儀は行われなかったらしく、その死にはさまざまな事情が絡んでたことをうかがわせる。
社会党党首浅沼稲二郎事件を取り上げて華々しく登場した沢木耕太郎、まだまだ気鋭のノンフィクション作家でありインタビュァーだと思ってたのに、いつの間にか私の年齢に追いついてきてる。
来週からの予定は結構スカスカなもんで、映画“しあわせな人生の選択”を観てやろうとシネリーブル神戸のHP開いてびっくり、30日以降の上映時間は20:35~22:35の1回だけ、しかも8/4終映とあるからお話にならない。