5日(水)は私に似合わず結構迷った。
神戸の降水確率は最大で60%とそれほど高くはないが、島根県上空にかかってる厚い雨雲がこっちへ進んで来そうな気配もある。
ただ何とかアカソ・コアカソ・ヤブマオの判別程度は出来るようになりたいという思いが勝ち、遅まきながら9時に家を出た。

目指すのは、少なくとも彼らが生育してるはずの烏原貯水池。 道々イネ科なんかを引っこ抜いてルーペで覗く。 シマスズメノヒエかなと思ったら小穂に毛が無い、ならばスズメノヒエかななんて納得しつつ前進。
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次いで引っこ抜いたのはこれ、毛が無いからこの前教えて貰ったホソムギだろうと見当つける。
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側溝の中にイラクサ科の葉が見えた。 昨日来の雨で水が増えてるが、ええいままよと足を下ろして失敬する。 草本のアカソとしか思えない。
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こういう鋸歯の在りようは重鋸歯と呼ぶのか欠刻というのか分からないが、とにかく単純な鋸歯じゃないことに間違いない。 そして葉の巾が広い。
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雨が降り始めた。傘差して道端で写真撮ったりルーペ覗いたりしてると、車のフォーンが鳴って乗用車が止まった。 「この雨の中何してる?」  I さん夫妻だ。
何処かまで送ろうかと親切に声掛けて下さったが、それは丁寧に断って烏原貯水池へ向かう。

貯水池で先ず目に入ったのはこのヤブマオ(イラクサ科)で、もうアカソそっくり。
葉が大きいぶん鋸歯の数が多いかなとは思えど、そんなの関係無いと言われそうでもある。 ただ葉の基部の形からするとメヤブマオかなという気になったりする・・・
メヤブマオはも少し標高のあるところに多いというから、ここはヤブマオにしておこう。
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ヤブマオも重鋸歯。
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ずらっとコアカソ(イラクサ科)が育ってる場所へ行き、小・中・大の3種を採集。
雨が強くなり、カメラもメモ帳も濡れるから、東屋の椅子に3種を並べて写真。
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こうして見ると、アカソやヤブマオでは葉の巾が広いに対し、コアカソでは葉身の方が長いと言えそうだし、小さい割に鋸歯は粗い感じもする。
そして今ひとつは鋸歯の数で、片側のみ数えれば8個(つまり8対)のものが多い。
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もちろん9個のも見受けたがそれは少ないし、数え方も難しかった。
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ヤブマオとメヤブマオ、花穂やその花の付きよう見れば判別できそうだが、葉質云々と言われても手の施しようが無い。
すっかり濡れそぼったけど、アカソ(或いはヤブマオ)・コアカソの違いだけは何となくOKかな・・・ 何事も、片手間で決着みるはずもない。