担任の先生から、「予習・復習せなあかん」と言われ始めたのは小学校高学年になる頃だったと思う。 ただ、『賢い人は予習できても、そうじゃない者には無理、そうじゃない者は復習しながら何とか後ろにくっついてゆく』というのが正しい現実理解だろうと、今はそう思う。

間違い無く後者に属す私、22日(木)は朝から“須磨海岸復習”へ赴いた
復習したいのはいっぱいあるが、先ずは在来種のカタバミ(カタバミ科)と外来種のオッタチカタバミの果実の相違。
在来種のカタバミ果実の横断面、確かに桜の花に似て穏やかな形。
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対してオッタチカタバミの横断面は星形してるから分り易い。 手触りは全く同じような稜なのに、やっぱり違うんだとしっかり納得だ。
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マメ科であるメドハギとネコハギの区別も復習しとこう。
これはメドハギ。
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そしてネコハギ。
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ギョウギシバ(イネ科:行儀芝)の名の由来は不明だけど、
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とにかく下面に果実が行儀よく並んでおる。
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コウボウムギ(カヤツリグサ科)はコウボウシダと違って雌雄異株なんだが、まれに雌雄が同居してるのもあるらしい。 左が雄花序で右が雌花序。 これもしっかり実を結んでおるから、どうしてコウボウシバと共に救荒植物にならなかったのか・・
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ハマボウフウ(セリ科)の葉。 葉柄を金属製のザルの目に押し当てて割ると、タコの足みたいになって刺身のツマ、確かにセリ科独特の香りがした。
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(もちろん埋め直しておきましたけど・・)
小さなハマダイコン(アブラナ科)を引っこ抜いてみた。 大根は下部の主根にひげ根が生え、上部の胚軸にひげ根は生じない。 何年か前に齧ったことあるが、顔面中央部にバッと汗が出るくらい辛かった。 『正月三日の客』ってご存知? 辛い大根が登場する。
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山陽電車須磨浦公園駅近くにヨツバハコベ(ナデシコ科)の大群落がある。
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この葉っぱ、どうも大きさが揃ってないのが目立つ。 花は全て萎んでおった。。。
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カラスムギ(イネ科)の果実は実に長いノギをもち、120度ばかりの角度で曲がってる。 実はこれが曲者であり・・・
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ノギの基部はネジれておって、水を含めば解けるように回転する(乾湿運動)。
カラスムギの別名はチャヒキ(茶挽)といい、茶の葉を細かくする臼を指すという。
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これが茶挽。 スズメノチャヒキと命名した人、ノギがくるくる回る現象を知ってたことになるかな?
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さてこの日、チチコグサ・チチコグサモドキ・ウラジロチチコグサ・タチチチコグサ・
キヌゲチチコグサなどを観たつもりではあるが、自信もって言えるのはこのウスベニチチコグサ(キク科)のみだからだらしない。
根生葉だけ見てたらウラジロチチコグサだけど、
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花を観てウスベニチチコグサと気付く有様。
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そう、初夏に開花するのは外来種セイタカハハコグサ(キク科)らしい。
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この種の花は派手に平開しないけど、種子を飛ばす頃にはバッと広げておる。
あたりまえか・・・・
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朝8時に家を出て、須磨浦公園着は11時だから、観察会と似たような展開となる。
観察後に山登りは気が進まぬけれど、ここは一丁頑張ってと鉢伏から旗振を越え、
5時間半の行程を終えた。