9日(金)はJR道場付近での観察会、三田市民病医院に入院してる I さんのお見舞いも兼ねて朝早い神戸電鉄に乗った。
昆虫の知恵なんてのは幾つか聞き知ってるが、Mさんが持ってこられたこの葉っぱ、ハキリバチなる虫がこんなふうに切り取って、これを何枚か重ねあわせて産卵場所を作るという。
ホモ・サピエンス30万年の歴史は浅いもの、昆虫に敬意を表したくなる。

Wさんがモンシロチョウを捕獲。 ♀は全く匂わないが♂は柑橘系の匂い。
♂が発するフェロモンの匂いだそうで、そんなの人間の嗅覚でも捉えられるなんて全く知りはしなかった。
イヌエンジュの枝を折ってみたところ、確かに豆(う~んソラマメ?)の匂いがした。
ハネミイヌエンジュとイヌエンジュは統合されたが、やっぱり違うんだとうい人も多いらしい。

ヤマカシュウ(サルトリイバラ科)。 山河首烏は雌雄異株で、サルトリイバラの脈は3本なのに対しヤマカシュウでは5本。 凝灰岩や石灰岩質を好むとある。

ニガキ(ニガキ科)の葉は奇数羽状複葉。
あちこちに幼木もあったからしっかり勉強させて貰った。

こんなに実がついてるニガキはきっと初めてだと思う。

これはサンカクヅル(ブドウ科)で、アマヅルやエビヅルもあって比較し易かった。

この5出葉はホドイモ(マメ科)だと教えて貰う。
あまり気にしてなかったというか、マメ科の葉は難しい。トキリマメにタンキリマメ、似たようなのはまだまだあってヤヤコシイ。
もっともヤヤコシイのはマメ科だけでなく、ノイバラ・ミヤコイバラ・テリハノイバラだってビミョーだし、ヤマザクラ・カスミザクラ・イヌザクラにウワミズザクラだっても少し修行積まねば自信もてない。

アワブキ(アワブキ科)の花は今が盛り。 枝に熱を加えると、水分が泡状に出てくるところからの命名らしいが、だいたい樹木はそうなる。

100頭余りのテングチョウが地面に。
給水? ミネラル補給? 羽根乾かしてる?

千苅ダムへ向かうと思ってたところ、途中から登って大岩岳方向に進む。
本日の参加者7名、木陰で昼食。
いつもなら顔の周りを小虫が飛び交って鬱陶しい季節なのに、今回はそれも無いし風も通って快適。 ご飯食べながらもあれこれ同定中・・・

昆虫少年に昆虫少女たちがゆく。

アブラチャン(クスノキ科)はこの辺りでしか見た覚えがない。
ところどころでコクサギ型葉序を見せていた。
なんでこの辺りに多いのか? この実を潰せば油が得られるから、栽培されてたんだという考えも成り立つみたいだ。

クララ(マメ科)の根を齧ると、眼がくらくらするほど苦いところからきた名だとされる。
がしかし薬理作用は極めて強く、大脳にまで影響が及ぶ危険性もあるらしいから、ニガキみたいに「ニガ~ッ」では済まないかも。

Hさんに三田駅まで送って頂き、仲間4人で三田市民病院へ向かった。
案外元気そうではあったが相当すすんだ糖尿病だそうで、一番怖いのは併発とかだ。 「糖尿は厄介なんですよ」とは看護士さん、私は90/100mlなもんで、その点は心配ないみたい、膵臓が頑張ってインスリン分泌してくれてるんだろう。