3日(土)、須磨海岸に生育する植物観察会に参加した。
幸いなことに気温は夏日のそれに達しないとの予報もあってか、40名以上の会員が集まったから、それを5~6の班に分けて10時過ぎから先ずは東方向へ観察を進める。
ここ須磨海岸は半年ばかりも掛けて大規模な整備が行われ、砂浜は2倍以上に拡大したし、ビーチバレーコートやトイレに遊歩道も完成した。
これで怪しげな海の家さえ排除されれば、家族連れでも安心して利用できる海水浴場になる。

海岸走る生徒たち。
大変懐かしい光景で、私も50年前にここを走ったというか走らされたというか・・

アホみたいに山ばかりじゃなく、こんなのんびりした遊びも試してみたい。

コマツヨイグサ(アカバナ科)より花が大きいからオオバナコマツヨイグサ?
典型的な子房下位とあり、もし子房の直上に蜜腺があるとすれば、相当長い口吻もった動物でないと蜜は吸えない。

ハマボウフウ(セリ科)が食べられるとは知らなかった。
葉っぱの軸部分を刺身のツマにしたり、酢味噌和えなんかにして食せば、シャキシャキ感があって美味しいという。

アメリカネナシカズラ(ヒルガオ科)
今まで果実だとばかり思ってた球状のもの、中にマダラケシツブゾウムシの虫こぶが混ざってるらしい。今回私が潰したのは実のようで、種子らしきものが入っていた。

以前に教えて貰ってたハナハマセンブリ(リンドウ科)なのに、すっかり忘れてしまってた。さすがセンブリ、噛むと凄く苦かった。 もちろん帰化植物で、ベニバナ・・・というのもあるそうだ。

海浜の工事に加え今が草刈り時、下見した折と比べれば随分減ってると班員さん、
気持ちは良く分る。

ヒゲナガスズメノチャヒキ(イネ科)。 チャヒキとはカラスムギの別名らしい。

これも外来のコゴメバオトギリ(オトギリソウ科)。 インパクトある花なので、ずっと以前オトギリソウが咲いてれば嬉しく思ったものだ。

葉には“明点”が目立ち、辺縁部から葉裏で黒点が観察できる。
明点も黒点も何らかの物質を貯えてる? 他者を排除すべき忌避物質の貯蔵庫かも知れない。

ハハコグサ・チチコグサの仲間も多くてかなわん、これはキヌゲチチコグサ(キク科)とかで、そう言われれば綿毛がいっぱい。

確かに絹毛で光ってた。

収穫はいろいろあったけど、私の一番の収穫はFさんに教えて貰ったこれで、
カタバミとオッタチカタバミの相違点だ。 写真はオッタチで托葉が無いのに対し、カタバミには托葉が存在・・ いつかどっかでエエカッコしてやろう。

Oさんは本当の凝り性っていうか“突き詰め派”、コウボウシバ(イネ科)の葉を用いて筆を作られた。弘法だから墨で書かねばならぬとあり、先ず手始めに「六甲」。
I さんは素晴らしい筆遣いで「蕎麦」と!

如何に気温は大した事なくとも、朝から4時間ばかり直射日光下とあり、この辺りで皆さん“もうこれ以上・・”という感じ。

14時過ぎにJR須磨駅で解散。
喉は渇いてたけれど、店といえばO店だけ、それは止めにして電話頂いた図書館へ向かって歩いた。