ここ何年か、少しばかりは植物に目を向ける日を送ってるが、生き物には見れば見る程不思議が詰まってて、まさに神業としか思えぬ仕組みを発達させていることに気付かされる。

今年9月だったかに大師道の脇に黄色い花を咲かせてるのを見、10月にはその果実も見たのだが、まだ未成熟の果実だったこともあって十分に内部を覗けないままに終わってしまってたカラスノゴマ(アオイ科)。
一昨日の観察会時、Kさんからその実を頂戴したので、じっくり観察することが出来た。

まず果実は3裂することが分った。
青い果実を割るの難しかったのは、こんなところに原因があったのかも知れぬ。
(思いっきりトリミングしてるので見づらいです・・・ 果実の長さは3.5cmほど)
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その果実の中に1本の糸が通っており、その糸に種子がくっついている。
(左端にかろうじて1個の種子が付いててくれた)
なるほど、10数個の種子をくっつけた糸を3個の裂片で包み込んでて、しかも果実どうしが触れ合って傷付かぬように? じぐざぐに収納してるのだから驚かざるを得ない。
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この糸、植物用語で「胎座」と称される部分の残骸に相当するんだろうか???
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種子の長径は2mm少々というところかな。
よく見れば種子の表面に模様(皺と表現すべきか)まで付いていて、何か意味あるのやらないのやら。。。
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こんなことして遊んでたら、いくら時間あっても足りないだろうけど、も少し植物に関する基礎知識が備わってれば楽しさは何倍にも膨らみ、次々に手を伸ばすんだろうなと想像できる。