小説ばかり読むんじゃなくって、たまには植物に関する本にも関心を向け、雑学を仕入れておかねば観察会で通用しなくなる。
なのにどうしても楽な方楽な方へ流されて、気付けばネタ切れなんてことになりかねない。 そこでそんな関係の本をペラペラめくる。

これは知らなかった、「ケンポナシ類の葉はコクサギ型葉序」とあるではないか。
手元にあるハンドブックを開くと互生とある・・・
これはこれはとネットで検索すると、確かにコクサギ型で右右左左だ。
(「んな馬鹿なこと無いはず」とメール貰ったのでメモを確認してみると、もう随分前にコクサギ型だと教えて貰ってた。すっかり忘れてたのだった・・・)
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いまひとつ、ケンポナシ類の葉柄上部から葉の基部には、目立たないけど幾つかの腺体ありとも書いてある。これについても初めてで、ネットで探してみる。
なるほど、確かにあるわ。
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ケンポナシ類の葉に含まれるホタロシドという配糖体は甘味阻害物質で、一度口にすると約30分間甘味を感じさせなくなる。これは聞いたことあるが、自分で試したことがないから、明日にでも葉っぱ齧ってみよう。
ナツメの葉にも甘味阻害作用があるらしいから、これも試さねばならぬ。
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ケンポナシ熱水抽出物含有のガムを噛むと、呼気を爽やかにする作用や、アルコール臭を改善する働きがあるとは知ってた。しかし、呼気中のアルコール濃度を有意に(20~30%も!)低下させるんだとは知らなかった。
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タケノコは、収穫したら出来るだけ早く茹でるのが美味しく食べるコツ、それは大昔から母親も言ってた。しかしそれがどんな理由によるものか、今まで調べたことも無い。 放置してるとシュウ酸が増え、えぐ味が増加するんだそうである。
もうひとつえぐ味の元になるホモゲンチシン酸は水に良く溶けるから、茹でた煮汁にそのまま浸けておいた方が効果が上がるとも書いてある。
茹で上がったのをすぐに水洗いするのは禁物、旨味成分までが溶出すそうだ。

ハチクはモウソウチクよりえぐ味が少ないため、「淡竹(はちく)」の名があり、皮が付いたまま茹でると肉質が白くなって綺麗に茹で上がる、そうか、勉強になった。

では、「破竹の勢い」って何処からきたのか?
竹の最初の節が割れると、後は押すだけで簡単に割れる、  そうだったのか。
(私、火の中へ竹を投げ込むと、大きな音立てながら弾けるから、そんな様子を破竹の勢いだと理解してた。でもその方が近いように思えるけど・・)
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これは「素麺流し」用に、破竹の勢いで竹を割ってる姿。