30日(土)、神戸中央卸売市場で開催された「夏休み小学生親子見学会」に参加した。 参加したといっても、もう3回目になるから、私自身は積極的じゃないけれど、3人の孫どもが行きたいと言うなら仕方なし、申し込んでたのが“当選”して朝7時に家を出た。
細菌検査室や毒をもった魚なんかの説明を受けた後、卸売市場の見学になる。
冷凍マグロを丸鋸で切断してる。
解凍してすぐに刺身にするためだろう、骨や皮を取り除いてるのだが、「その切れ端捨てずに・・」と思ってしまうくらい贅沢に切り落しておる。

愛媛産の美味しい“出汁ジャコ”頂いたりしながら果物の“せり”を見学。
この季節に多いのはメロンとスイカだったが、仲買人から産地に対する疑問がでたそうで、聞くところによれば「この産地のにしては値が高過ぎる」とのことらしい。
まあそれは別として、“せり”の意味が分ってない子どもにしたら退屈なんかな?

ぐるっと回って会議室で休憩。
私でも良く知ってる卸売業者さんがスイカの試食をさせて下さる。
昔は家族が多かったから、丸っぽのスイカ買ったものだが、今ではまずそんなことしないし、第一スイカは高価。
その点を関係者にお聞きしたところ、「なにぶん農家の力が強くなって・・」と嘆いてられた。

少し古い品種とあってやや肉質は固いものの、棚落ちしないし甘みも十分というのをご馳走になる。確かに甘いし、しっかりした噛み応えあって私も2切れ。

娘や孫たちは3切れ4切れとかぶりつく。
説明によればスイカ、冷やし過ぎては駄目なんだそうで、今回のは冷えていない割には美味と感じたものだ。

さて今回のメインエベントは-50℃の超低温庫へ入ること。
マグロのように胴体が太い魚は-50~60℃で一気に凍結させねば品質が落ちるそうで、マグロ漁船にはもちろんそんな冷凍設備が積み込まれてるそうだ。

いささか緊張しておる。

せいぜい60秒か70秒だが、みんな雪崩を打って飛び出してくる。

中にはわんわん泣きながら走り出てくる子どももいる。

庫内で濡れたタオルを振り回せば、棒みたいに固まるから面白い。

凍結したバナナで5寸釘を打ちつける、 あ痛っ・・・

料理教室へ移動し、大きなタコを〆る実演。
ちょっと残酷だけれど、これも人が生きるための現実・・・?

タコの雌雄。
左が雄で右が雌。さて何処で判断できるんでしょう。

子どもたちの目当ては-50℃だったけど、私の目当てはこの海鮮丼だ。
エビ1、貝柱2、マグロ2、カンパチ2、タイ2、タコ2、サーモン2、シラス1カップを丼に載せれば、しかも卸売市場の品々とあって全て上品、文句なしに美味しい。

完食!
私が高校生だった折、年末のほんの僅かな期間だが、この卸売市場でアルバイトしたことがある。ヤマリという野菜を専門に扱ってる仲卸業者さんで、当時伸び盛りだったダイエーなどの量販店へ運ぶ手伝いしたのも覚えてる。
案内して下さった方に聞いたところ、「ヤマリさん、まだありますよ」とのことで大変懐かしく当時を思い出してた。
その他「中村水産」や「神果神戸青果」にも知人がいて、何とはなしに身近に感じる中央卸売市場なのだ。
そうそう、以前良く通ってた「多幸八寿司」のまぐろは、ここの「魚繁」だった。
車に乗せて貰って移動、子どもたち3人から黄色い山靴買って貰った。
アリガト、大変嬉しい。