13日(水)も前日同様の天気で、朝方は結構降ったから出掛ける気にならない。
かと言って『続「読む」植物図鑑』や小難しい小説にも気が向かず、読み易そうな「悦ちゃん」を手にする。
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私が知る範囲の獅子文六は『てんやわんや』と『大番』程度であって、この「悦ちゃん」は何と昭和11年から12年にかけて新聞に連載された、彼にとって初めての小説らしい。
妻に先立たれた碌さんが、再婚相手を巡ってお転婆で聡明な娘悦ちゃんに振り回される喜劇で、ダメな中年男と小さいながらしっかりした家庭を築きたい女の子の対比が面白くはある。

しかし世の男性読者で、この小説の最後までお付き合いできる気の長い方は少ないと思え、私も途中でいささか退屈、投げ出した。

まだお昼、手にした2冊目はこれ。
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よくある過激なバイオレンス小説で、無闇に鉄拳・拳銃にマシンガン、手りゅう弾までが炸裂するんだから何の教訓にもならぬ単純な読みもの。
この手の小説は何の苦労も要せずスラスラ読めるから、時間潰しにはなる、その程度。

夕食後、3冊目を選ぶ。
前2作が頼りなかったから、次は少し気骨ありそうな矢川澄子の『兎とよばれた女』。
まだ1/4程度しか読み進んでないが、“神さまと兎の住む小さな島国の物語”の中で、魂との問答になりそうな感じ・・
ひょっとしたら私の手には負えぬ代物かも知れぬ。