6日(火)、ホントに久しぶりでNさん・Tさんの3人で歩くことになった。
目指すのは東お多福山のセンブリとリンドウだけど、上手くすればアケボノソウも観たいから、それらを順次見つけるべくルートを考えておった。

10時、神鉄有馬温泉駅を出発し、六甲最高峰への道をトロトロ登る。
私は3日連続の山歩きになるから、このトロトロが大いに助かるのであり、フツーに歩かれたりしたらたまったものじゃない。

テイショウソウ(キク科)があちこちに咲いており、白くて細い花弁が目を引く。
頭花は3個の花の集まりで、総状花序は珍しく上から下へと咲いてゆく。
兵庫県・神戸市共にレッドデータランクCとされるが、例によってあるとこにはある。
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私の本日の課題はリンドウ科4姉妹。
先ずはこの辺りで見つけねばならないのがツルリンドウ、早速ルビーの色したのが見つかったのに、薄暗くてブレてる。
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「コマユミ通り」なんて言う人もいるくらい、ここのコマユミ(ニシキギ科)は見応えあって、あと10日もすれば息を呑むに違いない。
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12時過ぎて一軒茶屋、ここでお昼なんだけど日陰は寒く、薄い手袋あった方が・・といった気温、あの猛暑が既に薄れてきて、「喉元過ぎれば」そのもの。

七曲りを下って土樋割峠へ向かう。
土樋割、水争いがあった時代の名残とあって、これからも残して欲しい名称である。
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東お多福山へやってきた。
早速お目当てのセンブリ(リンドウ科)を見つける。まだ少し早いのだろう、蕾のがいっぱいあって、踏みつけぬよう慎重に歩く。
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ずっと以前からこのセンブリの花を観る度に、「凛として」という言葉が頭に浮かぶ。
小さいけれど、何にも負けまいとする意志を感じてしまうのだ。
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当然のことNさんもTさんも夢中で観察。
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東お多福山、その昔は全山ススキが覆う山だったのに、ネザサが蔓延るようになってからは花々が衰退してしまった。
ここに来て立ち上がったヒトビト、研究者と一緒になってネザサ刈りに精出したお陰で徐々にススキが増えてきた。
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ネザサは年中茂るけどススキは秋に枯れるから、春ともなれば種々の草花が競争して芽吹くのだ。こうして見渡せば、ササ刈りした跡にのみススキの姿が窺える。
何の協力もせずにこんな事言うのは恥ずかしいけれど、ボランティアさんには頭が下がる。
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随分な以前から私が「リンドウ平」と称してる場所がある。
センブリと違ってこのリンドウは力強くネザサに対抗してきたように感じていて、まだ花なんぞに大した関心無い時分から「リンドウ平」で弁当を広げていた。
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ツルリンドウ、センブリ、リンドウと、3姉妹は陥れた。
残るは1週間前に見逃したアケボノソウだけ。
これを探すには黒五谷から住吉道へ向かわねばならない。少々時間を食い過ぎてるから、TさんとNさんにスピードアップを伝えて急ぐ。
キョロキョロしてるとTさん、「あった!」。大きな株が2つ、いっぱいの花と蕾。
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遂にリンドウ科4姉妹を成し遂げたのだ。

大いに満足して御影方面へ下ってる途中、なんとまあ奇特な方とお出会いし、「今日中に食べてね」とそれぞれがお寿司を頂戴することになった。
6時間以上うろうろしたから確かに空腹だし、一緒にビールくらいはあっても良かろうとJR住吉駅のコープで仕入れ、本住吉神社境内で御開帳。。。。
実に美味しいお寿司、Hさん有難うございました。
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