8日(土)、1年中で一番気を遣わねばならぬ定例観察会に参加した。
気を付けるべきは熱中症で、一昨年はヘリまで呼んだし、もっと前にはお坊様まで駆け付ける騒ぎがあったらしいから、久しぶりの先輩にまで思わず充分水持ってますか? スミマセン・・
カンカン照りの中10時出発。
10分も歩けば、舗装道ではあるが日陰になってる谷山川沿いを歩くことになる。
前回下見の折に見逃してたフジキ(マメ科)の場所までやってきた。

フジキ、羽状複葉であるとは勿論知ってたつもりだが、こうして見れば間違い無く小葉が互生してる・・・ 小葉が少々ズレてる場合は良くあるが、これはほぼ完全に互生、早速ネットで調べると、やはり小葉の互生する羽状複葉は珍しいらしい。

こうして見ると、写真の有難さがよく分かる。フジキの小葉は互生!
会員はビジターさんの邪魔にならぬよう間隔をあけて歩く。
理由は明白、親しい会員同士の会話はビジターさんにとって迷惑なんだ。

今、マメ科の花がいっぱい咲いてる。
同じ科とあって葉も花も似てるのは当然、葉脈が白っぽく見えるのはノササゲ、それだけでトキリマメやタンキリマメと区別できるようにならねばならぬ・・・

このオオヒキヨモギを、名前そのままにヨモギの仲間と勘違いしてた。ヨモギにしてはえらく立派な花だと捉えてしまったが、実はゴマノハグサ科。
じっくり思い返せば確かにあの花はキク科じゃないわ・・

このクソ暑い中なのに、ビジターさんは40名近いと聞いた。
お顔を拝見してると確かにリピーターさんが多い。
一銭のお金にもならないのに、リピーターさんの参加をこよなく嬉しく思う会員だから、当面この会はそれなりの役割を果たし続けるに違いない。

おっと、私の収穫は他にもある。
今回初めてヒメドコロというのがあると教えて貰ったのだ。
オニドコロとの区別はなかなか難しいらしいが、種子の周囲全体に翼があればヒメドコロ、片側だけならオニドコロ。
ヒメドコロも雌雄異株だが、花穂は両者ともに垂れ下がる。
知ってたつもりで実は知らなかったこと発見、これだからこそ出掛ける値打ちが生じる。毎回ひとつでも「知らなんだ」ことを知る、これこそ属する会の魅力なんだけど、すぐに忘れるからいけない。
今日から暫く「予約」は無いけれど、時間を見つけてヒメドコロ&オニドコロなんて探し回ってもいいかなと、課題が戴けたから有難い。