4日(火)、まだ見たこと無いキクバドコロの花、もう咲き始めてるに違いないイワタバコの花、この2点を求めて歩くことにした。
イワタバコ(イワタバコ科)は水無滝でと思いはしたが、去年大荒れしたし、今年だって台風12号の雨は凄かったからとお手軽コースにした。

藤堂高虎ゆかりの亀乃尾瀧
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旨い具合に満開状態、今年もこれで我慢しとこう。
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先週見つけておいた4株のキクバドコロ(ヤマノイモ科)を確認する。
思ってたより標高の低いところで、650mくらいの場所かも知れぬ。全く花の姿が無いから、今年はもう咲かないかもだ。
新たに2ヶ所で見つけ、そのひとつは随分大きく蔓を延ばしてるのに、これまた花の気配さえ無い。。。
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考察その1:
そもそもツル性植物は林縁にあってこそ大きく育って花を咲かせるが、日当たりの芳しくない六甲北斜面では生育が悪いと思わせる。
アリマウマノスズクサだって、花を見掛けるのは大部分南斜面ではないか。
密林にツル植物は生育していないと書いてある本もあった。


蝶の冊子が手元に無いから自信もてないけど、ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ・・
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花はまだ先だがヨモギ(キク科)。
ヨモギなんて何処にでもある極めて一般的な植物の割には、花は見たこと無いという場合が往々にしてある。私もつい3~4年前に初めてシゲシゲ眺めたものだ。
それほどヨモギの仲間の花は目立たずにショボイ。
ものの本によれば、元々は虫媒花であったのに風媒花へ鞍替え、だから余分なコストは削減して花弁が退化、そんなのらしい。
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ヤブガラシ(ブドウ科)の緑色した花弁、開花間も無く落ちてしまうらしく、花弁付きのはまだ見たことがない。花盤にはたっぷりの蜜が溢れてる。
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ツツジ科の最終ランナーはこのホツツジではなかろうか。
花弁が外側へ反転してる様子は、アクシバのデカい版を思わせる。
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シソ科トウバナだろう。
輪生した花穂をつくり、これが仏塔のように見えるから搭花。
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西お多福山へ立ち寄る。
久しぶりで住吉谷を降ろうかと思いもしたが、やはりルートが長くて辛そう、止めた。
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カラスアゲハの仲間だろう、僅かなお湿りで吸水中、私も2本目のペットボトルを引っ張り出す。
ひと雨降って温度下げて欲しいのに、台風13号は遙か南を西進中・・望み無しか。
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こんなのはかつて見たことが無い!
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電話線かな? それに巻き付いてるのはサルナシ(マタタビ科)のツルで、なんとそのツルの全面に実が鈴生り状態!
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このツルを引っ張り落としただけで、150や200個の果実が手に入る。
しかも立派な実とあって、ホワイトリカー8㍑は要るぞ、届きそうにないか。。。
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14時過ぎ、記念碑台へ倒れ込む。もう歩けない、バス、バスに決まりだ。
その前に解決しとくべき事柄があった、エゴノキ(エゴノキ科)の種子のこと。
以前からHさん、エゴノキの実、あれは種子らしいと仰ってたが、どうも腑に落ちぬまま放置してたので、今回はこれを片付けておく必要がある。
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幾つかの実を持ち帰る。
中に割れ目の生じてるのがあったから、それを引き剥がしてみる。

考察その2:
分った、周囲の青い部分が果肉に相当し、中のが種子。だから木からぶら下がってるのはやはり果実であって、秋になると果肉部分が割れて種子だけが落下する。
そうか、果皮には有毒なエゴサポニンが含まれてるから、動物には種子のみ与えてる可能性があるな。

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よってHさんが言ってた「種子」というのは、地面に落ちてるものを指してるのだ。
そう、果実が落ちてるんじゃなくって種子が落ちてるんだ。
下の写真は「種子」
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この種子はヤマガラの好物だそうで、ヤマガラは一旦地中に埋めてから食べる場合もあるらしいから、貯食に頼って生育範囲を広げてるのかも知れない。