23日(木)も朝から雨。
前日も雨により終日家に閉じ籠っておったから、どうにも気分が晴れない。
まだ降るだろうとは予測できたが、10時頃に一旦止んだものだから、ならば山越えしてO理髪店へでも行ってやろうと出掛けた。
理髪店とは厄介なもので、長年通ってた店から他の店へ替えるのが面倒、どうしても通い慣れた店へ向かってしまう。

案の定、高取山のてっぺんで雨が降り始めた。
傘を出すべきか少々我慢すべきか迷う程度なら、ザック降ろすのもまた面倒とあって飛龍寺方向へ下る。
理髪店への途中に「華の湯」があるから、散髪が終われば久し振りでここの露天で時間潰ししてやろう、まだ回数券が10数枚残ってるし・・・

イヌビワ(クワ科イチジク属)の雌木に果嚢が鈴生り!
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このイチジク属は世界に700種もあって、仏教における聖樹インドボダイジュもこの仲間だ。雌雄異株で雄株と雌株があり、夏にこのように沢山の果嚢を付けるのは雌木と決まっていて、あと2週間もすれば一斉に黒く熟して美味しく食べることができる。
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一方雄株は夏につける果嚢は少なく、その代り年中少数の果嚢を次々に作っておる。このイチジク属と花粉を媒介するイチジクコバチ(イヌビワの場合はイヌビワコバチと呼んでる)との関係は極めて特殊なもので、イチジク属が700あればコバチも
700種だというから、まさに1:1の関係を結んでおり、「一方の破滅は相方の破滅」につながる。

イチジク属は古い歴史をもつ植物らしく、長い長い歴史の中でこのような関係を進化(共進化と言うらしい)させてきたのだろうが、どのような必要性から1:1にまで深化させたのか、素人にとっては不思議というほかない。

2週間後、また行く機会があるから、その折にたくさん食べてやろう。

散髪終えて華の湯に着く。
回数券1枚千切って奥へ進むと、お客さんと呼びとめられた。
「この回数券の有効期限は2014年7月まで、裏にスタンプ押してる通りです。入浴料420円をお支払いください」ときた。
ん?華の湯オープン以降ずっと回数券を利用してたが、そんなスタンプに気付いたことなどなかった。それにしても回数券(確かに10%ほど安く買ってるが)に有効期間があるなんて・・数千円の損害だ。
差額料金くらい取るのなら分かるけど、回数券の値打ちが0になるのは承服しかねる。
しかし受付のおばさん頑として無効です、無効です。


このイヌビワ、雌木の果嚢だとはっきり分かる。
果柄が果嚢にぴったりくっついておる。
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