8日(月)、鳥取県の大山山麓で研修会があった。
中型バス1台を借り切り、定刻通り7:30に神戸を出発したのはいいが、米子地方の降水確率は50%と高く、大山寺周辺は標高も高いとあって気懸り。
11:10大山駐車場到着。
参加者は43人。日頃から元気いっぱいのYさん・Nさんが急なキャンセル、両者共に体調優れずと聞き及んで心配。
写真は黒っぽいが、当面雨の心配は無さそうで、気温も21℃という快適さだ。

いきなり見たこと無い赤い花。
コウリンタンポポ(紅輪タンポポ)というキク科の外来種だそうで、今後防除対策が必要となりそうな植物とある。

大山寺は718年に創建された天台宗の古刹とあって、参道筋にはスギなどの巨木が沢山ある。

大山寺山門が見えてきた。
山門は立派だけど、本堂は昭和3年に焼失し、昭和26年に再建はされたものの衰退の一途とあって、本堂を知らない人も多いらしい。

葉柄に翼のあるノブキ(キク科:野蕗)

ミヤマハハソ(アワブキ科)。ハハソとはコナラのことで、葉がそれに似ておる。

六甲山地では珍しいとされるツルアジサイ(アジサイ科)だが、大山寺周辺には沢山あった。装飾花の花弁は3~4枚あり、良く似たイワガラミ(アジサイ科)は1枚のみ。

今年はブナ(ブナ科)の実が豊作らしい。

ムヨウランかな?という声がしたが、どうもそうではなさそう。
それは別として、さすがラン科と言わざるを得ない容姿である。

大山寺より身近なのは、この大神山神社奥社だろう。祭神は大国主命。
古代の人々は大山を偉大な神の座す山、つまり大神岳と呼んでいて、その神を祀るのがこの神社だ。 本社もあるらしいが私は知らない。

奥社境内で、僅か20分の昼食休憩。
もう20年近くこの周辺に来てるが、それはいつも大山登山目的だから、植物観察も初めてだし、もちろん登山道以外へ足を踏み入れたことさえ無し。
金門だとさ。巨大な岩を取り除いて社殿を造営したそうで、僧兵の修行の場でもあったところから「荒行の岩」とも。

ダイセンクワガタ(ゴマノハグサ科)だと聞いた。 なるほど、オオイヌノフグリなんかの仲間だと納得できる。

ポツリポツリときたが観察には支障ない。

トチバニンジン(ウコギ科)

ウリノキ(ウリノキ科)の花はいつも好評。

マルバフユイチゴ(バラ科)?

あの白いサンカヨウ(メギ科)の花が、薄紫の実を結ぶ。

横手道を辿って桝水高原へ降りてきた。小さな雨滴は落ちてたけれど、私は雨具無しで下ってこれた程度。

全員バスに乗り込んだところで本降りとなる。何とも運の良い大山研修だった。
バスの後部座席は危険がいっぱいなのに、今回も最後部座席・・・
ワインも福寿もマッコリも完売し、かろうじて焼酎が少々残っただけ。