春告げ魚と言えばニシンを指すのだろうが、日本列島は随分長いから、こればかりは地方によって違ってくる。
サワラは漢字で書くと鰆とあって、最も春告げ魚らしいと言えるかも知れない。
しかし、瀬戸内地方の春告げ魚は何を差し置いてもイカナゴと決まっている。
今そのイカナゴが最盛期で、私のマンションからだって小さな船が走り回ってるのが見える。今年のは成長が早かったとみえて、解禁間もないものでも釘になる。
5日(木)、早速釘煮にしたのを2㎏ばかりもNさんが届けてくれた。
確か奥様は毎年20㎏近くを炊き上げ、親族や友人に配達して下さるのだ。

私は辛党とあって、普段から甘いものはあまり口にしないけど、この釘煮だけは昔から好物としてて、若い時分は1人で3~4キロを食べていた。
さすがに健康に留意する年齢となったから、今ではそれほどでもないけれど、2㌔は軽く戴く・・
街中を歩くと、どこの家からもイカナゴを炊く匂いが流れ出てて、如何にも春告げ魚
だと感じ入る。