28日(金)、Nさんと一緒に紅葉ロードを歩くことになった。
紅葉ロード、そう、大師道~二本松林道~徳光院で、つい4日前に歩いたルートをそのまま辿ることにする。
ただし私の頭は紅葉じゃなくって種子や果実の状況を観る方向に傾いてる。
ウツギ(ユキノシタ科)の花序があったから、果実を切ってみることにした。
先端部に突き出してるの雌蕊の残骸で、3~4本あるみたい。

その横断面を観ると、やはり3~4つの部屋に分かれていて種子がみえる。
ただ、まだ果実が十分に熟していない状態だし、切った方向も悪いから、も少し季節が進んだ折に縦断面を観なければならない。

ヤクシソウ(キク科)の種子は風散布で、絹のような冠毛が美しい。

テイカカズラ(キョウチクトウ科)の長い実の中は2部屋に分かれてて、熟すと2裂して部屋の壁が落ちる。種子が上側で種髪は下側になってるが、種子が外へ出たその瞬間、種髪が開いてパラシュートみたいになる。実に賢い植物と言わねばならない。

幹に大きな傷を受けると、その周囲の組織が肥厚して傷口を包み込むようになる。
こんなのをラムズホーンといい、幹の座屈を回避するんだ。
ラムズホーン、ホーンは動物の角だが、さてラムとは・・ Lambは子羊(或いはその肉)だけど、子羊に角は無いか。。。植木屋さんや学者は「入皮」とか「窓枠材」と呼んでるみたい。

彩りに欠ける季節、ハダカホウズキ(ナス科)の赤が嬉しい。

徳光院へ降りてきた。ここには何体かの修行僧がいて表情が面白い。
これは真面目に瞑想にふけってるが、

こちらは薮蚊に喰われて修行どころじゃない。

さて紅葉ロードの状況だけれど、まだまだ「部分的」な見所は残ってるものの、全体的にみれば終盤という他ない。




