22日(土)朝Kさんから、森林植物園の、今年最後の紅葉を観に行こうとメールが入った。ほぼ1年のご無沙汰だから、慌てて支度して家を出て、途中はもっぱら「果実」を探しながら歩く。
シャリンバイ(バラ科)の果実は大きいから、これを呑み込めるのはハトとヒヨドリくらいだろうか。以前ハトがこれを呑み込む様子を観たけれど、彼でさえ目を白黒させつつだった。しかし、これを食べたとしても大部分が硬い種子とあって、苦労は報われない。 右が果実で左は種子。

エノコログサ(イネ科)の毛は芒ではなく、小穂の柄から生じた突起だというが、私には良く分からない。動物に付着して種子散布を行うらしいけど、アワ(粟)と同じ系統だから鳥や昆虫にとってはご馳走ではないだろうか?

アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)の種子は良く知られる通りアンモナイト。
アリマウマノスズクサ同様の毒性分を含んでいるから、甘い味だが吐き出した。

アキニレ(ニレ科)は扁平な翼型した果実で、その中央部に種子が入る。この種の種子は、良く飛ぶように種子も扁平になっておる。

オオモミジ・ウリカエデ(カエデ科)は果実に翼があり、その基部に種子が入っている。これはオオモミジだが、翼の皺にも秘密があるんだろうか?

ウリハダカエデ。

イタドリ(タデ科)では、翼状の3個の花被片が果実を包む格好になっていて、その先っぽに黒い果実が見えるのだが、余りにも小さいから顕微鏡の世界。

オニドコロ(ヤマノイモ科)は果実じゃなくって種子が翼をもっている。
果実は3つの部屋から出来ており、各部屋に扁平な種子が入ってて、種子の周りに翼が張り出しており、種子はその端っこに位置してる。この写真は果実で、取り出した種子の写真はピンボケだった・・

好天に恵まれた森林植物園は大勢の人出、思い思いの姿で名残紅葉を楽しんでいる。夕刻からはライトアップもされるようで、また違った園内が楽しめるんだろうが、私は翌日がウォーキングだから、早目に切り上げた。

