21日(火)、神戸電鉄有馬口駅へ出向き、「草の観察会」に参加した。
駅から5分も歩けば有馬川と出合い、その川沿いを緩やかに登ってゆく。
この爽やかなルートは逢山峡と呼ばれ、東に逢ヶ山、西に古寺山が座している。
今回の「草観」は“天気予報に恵まれず”、11人と参加者が少ないけれど、その分いろいろ教えて貰える部分が多い。畑に放置されたゴーヤがすっかり熟し、赤い種子が目を引く。ゴーヤは苦味が売りだが、種子が熟すと果肉は甘くなり、動物に食べて貰おうとする。

薄日さえ漏れる観察日となった。

紅葉が始まり、特にシラキ(トウダイグサ科)の赤が目立っている。

この日の収穫のひとつはケケンポナシ(クロウメモドキ科)の葉で、1本の葉脈は葉柄が枝分かれしたような感じで出ておる。

これはエリマキツチグリ、確かに襟巻巻いておる。
襟巻が脱落すると、カキのへたみたいに見えるがどうだろう。

仏谷との出合でお弁当を広げ、こんどは長尾谷方向へと入る。

花序の下の茎に腺毛を付けていて、その先っぽに蓄えてるのであろう液が赤くて綺麗なタニソバ(タデ科)。タデ科とあって紅葉しつつある。

少しバックして、シュラインロードを登り六甲山ホテルを目指す。
低気圧のせいで少々蒸し暑く感じ、この短いコースだけで汗を流す。
シュラインという名の起こりは立ち並ぶ野仏で、旅人の安全を祈って建てられた石仏が50体以上もあり、外国人によって『祈りの道』といった意味で名付けられたという。これは行者堂ので、左で水を持ってるのが妻の後鬼、右で剣を持つのが夫の前鬼であり、その後ろに役小角と不動明王が控えていた。

六甲山ホテルの無料送迎バスを利用して下山。
三ノ宮で、Fさんを強引に引っ張り込んだところは、私の愛する立ち飲みだった。