NHKを巡る話題も含め、百田尚樹は時の人である。
彼の「海賊と呼ばれた男」は本屋大賞に輝き、この賞は直木賞を上回る値打ちがあると本人に言わしめたとも聞く。
確か昨年の12月、神戸市立図書館で貸出予約を入れたのに、未だになんの音沙汰も無いから、先日近くの図書館で聞き合わせたところ、申し訳無さそうに「まだ少々かかりそうです・・」
 
つい先日T橋さんから、久しぶりに飲もうかと電話があり、彼の息子さんが買って読み終わったのがあると聞いたのでそれを借り受けた。
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その文庫を、21日(木)終日用いて読むことにした。
主人公は出光興産の創業者、出光佐三。ガソリンスタンドで言えば、アポロの横顔マークのあれである。
読み始めて暫くすると、もうその文章が退屈で仕方ない。本屋大賞だし、図書館では9ヶ月待ちの本にも拘わらず、実に退屈・・
我慢しつつも少し読み進んで理由が分かった。
店主(つまり出光社長)と多くの店員(つまり社員たち)のキャラクターが実に画一的で、物語だけが勝手にポンポン前へと進むから余りにも平板!
 
正直言うと、真ん中辺りをばっさり読み飛ばしてしまった。
こんなのが売れに売れる、信じられない思いだが、これも今の百田尚樹の勢いというべきものなのかも知れぬ。