18日(金)、近くの図書館へ本を予約に行ったついでに、椅子に座り込んで新聞の切り抜き記事を読んでたところ、気になる項目を見つけたのでネットで検索してみた。
植物は食害を受けると、特別な香り物質を作って周囲へ放出する。
この香りは、加害してる虫の天敵を呼び寄せる機能をもつ一方、周囲の植物にもシグナルを送って、仲間の防衛能力を高めさせる作用もある。
このような現象については、すでに10数年前から事実として報告されているのだが、そのメカニズムについては明らかになっていなかった。
それが今年の4月になって、京都大学や山口大学の共同研究により、トマトでのメカニズムの一端が確かめられたという。この発見は世界初のもので、研究が進めば危険な農薬に代わって、新しい防除法が見つかる可能性を秘める。

①トマトの葉にハスモンヨトウの幼虫を乗せて葉を食べさせると、特別な香りが放出された。
②この香り物質を、無傷で健全なトマトに振り掛けて後、ハスモンヨトウの幼虫を乗せたところ、幼虫の生育は抑制され、生存率も下がった。
③この香り物質を分析したところ、作用を現わす成分は化合物ヘキセノールであると判明し、隣のトマトはこのヘキセノールを取り込んで幼虫に毒性を持つ化合物に変換、それを蓄積してるのが確認された。
これぞ集団的自衛権の発動である。