今関西に降ってる雨は梅雨前線のもので、台風8号とは関係無い。
九州北部の雨は一段落中みたいだが、那覇が大変な嵐に見舞われている。
このまま北北東へ進路をとると、神戸襲来は10日(木)から11日(金)、ホントはも少し遅れても良いんだけれど・・・
この台風で、梅雨前線が腰砕けとなれば梅雨明けの可能性、水不足も解消して貰わねばならないけれど、豪雨に強風も敵わない。
雨を見越して、前日に借りてきた本が2冊。
「生活の中の植物」は、自然科学の立場から身近な植物を解説しており、「植物の文化史」は文学・歴史を織り交ぜたエッセー風の読み物になっている。

7日(月)はその内の1冊、「生活の・・・」を読んだ。
先日サボテンに関する文章を読んでて、花托と萼筒の区分が頭の中でゴチャゴチャになり困っていたのだが、この本が切っ掛けになって解消できた。
リンゴの横断面。

リンゴは子房下位で、花弁や萼の下に子房があり、受粉すると花托がどんどん発達して子房を包み込んでしまう。線で囲んだ内側が子房で、肥厚した花托に呑み込まれているのが分かる。つまりリンゴの可食部は花托ということになって、普通我々は果実の部分を芯だと言って捨ててるわけだ(ヨーロッパ人は全部食ってるみたい、歯が丈夫なのかなあ)。
このようにリンゴの横断面を観ると、5個の果実が星形に並んでいるから、リンゴの子房は5個の心皮から形成されてることがしっかり掴める。
一方スイカ(ウリ科)では、一番外側の青くて堅い皮が外果皮で、そのすぐ内側の白い部分が中果皮、その内側の赤い可食部が内果皮ということになるから、リンゴの偽果に対してスイカは真果と呼べる。
更に付け加えると、スイカで一番甘くて美味しい部分は中心部だが、ここは種子形成に必須の「胎座」と呼ばれるところみたい(自信が無い)。
*スイカの中果皮を糠漬けにすると、大変美味しい漬物になる。少し厚めに外果皮 を剥くのが良い。なお、赤い内果皮が残ってると気持ち悪い上に、糠がベタベタに
なるから、しっかり落としておく。
さて、花托と萼筒‐‐‐
萼は離生してるものもあるし、互いに合着して萼筒を形成してることもある。
子房周位や子房下位の花では、ふつう花托が筒状になって子房を包んでいるから、この筒を花托筒或いは萼筒という。
つまり私の理解は、「より大きく花托に由来するものと、より大きく萼に由来するものが存在してるから、一般人は細かい事言わなくていい」