21日(土)は、私が属する班が実施する観察会の下見。
一雨欲しいという反面、この下見が延期になるとややこしいから、何としても実行したいという気持ちが天に届き、終日曇り空という最高の日和になった。
ずっと前に読んだ本にこんなのが書いてあった。
「動物の生命維持にとって食塩は必須であるが、植物は食塩を必要としない。その理由は、植物の祖先が現われた当時の海は真水であったから、その名残だと考えられる」と。
動物が植物から枝分かれしたとすれば、これはおかしなことだとは感じたが、一方動物が地球上に出現したのはずっとずっと後だから、単純な私はそれを信じ込み、知人たちに大きな顔して吹聴した。
ところが何日かして別な本を読んだところ、地球が誕生して1億年後には、塩分を含んだ海が形成されたとある。私は大いに慌てて、訂正して回るハメとなった。
さて、グミ(グミ科)である。

「昔、木にある棘をグイと呼んでおって、グイのある木に生ってる実だからグイミ、それが訛ってグミとなった」という説に反論する文章を読んでたから、この下見時に大きな顔して説明した。すなわち・・・
「棘のある木など沢山あるではないか。元々グミは清音のクミからきたもので、クミなる名は“含む実:くくむみ”から出て、それがグミへ転化したのだ」と。
ところが即座に反論が出た。「含む実だって沢山あるわな」
やはり『知ったか』は通用せん。
しかし、そこでメゲてしまっては前途が開けないからもう一丁。
カツラ(カツラ科)の語源は「香が連なって絶えない」

ヒノキ(ヒノキ科)の語源は「火の木」。
この木は樹脂を沢山含んでおり、風で擦れあって一旦火が付けば、もう手の施しようも無いくらい燃える。

サクラやタケ・ササで良く見掛ける天狗巣病は、ある特定の菌とか細菌によって引き起こされる症状だと思っていた。

ところがこの天狗巣病、菌類・細菌・ウィルスはもちろん、線虫やダニによっても引き起こされるらしく、日本のタケ・ササの大部分はこの病気に罹ってるという。
こんなにいっぱい細い枝が生じるのは、植物ホルモンであるオーキシンやサイトカイニンの濃度異常に起因してる。
無事下見を終える。
これで3回下見したから、班員としてコースタイム刻むのも楽になったに違いない。