梅雨入りして3週間が過ぎようとしてるのに、神戸は降水を記録しない。
恐らく梅雨入り後の雨量は3~4mmしかなく、我が家の庭もカチンコチンで草も引けない。
しかし一方、梅雨らしくない乾燥した空気とあって、しかも朝夕は気温も低いから、これは大いに助かる。
 
20日(金)、久しぶりでN井さんに声を掛けて貰って出掛けることになった。
ただ事前に「ゆっくりお願いします」と伝えてあるから、いつもと違って観察気分である。
空はピカピカに晴れているけど、木陰は涼しくて良い風が通る。
猪鼻橋近くに咲き残ってたアリマウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)。
数年前、この花が切っ掛けになって私の山歩きは、「速く」から「キョロキョロ」へ転換したのだった。
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コガクウツギ(アジサイ科)の実には、3裂した柱頭が残っている。
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コアジサイ(アジサイ科)の実にも、3裂した柱頭が残されてる。
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さて、その交雑種であるアマギコアジサイだが、実は貧弱でしっかり見えない。
種子は不稔だそうで、Nさんからキッチリ教わった。
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ここ数年で見事に整備された古寺山を登る。
山頂には、清盛ゆかりの寺跡や「清盛の涼み岩」なる大岩があり、昨年の清盛ブームで多くの入山者があったそうだ。
ほんの数株、カキノハグサ(ヒメハギ科)が残っててくれて有難い。
展望の利く岩に座ってお弁当、全然暑くない。
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さてこの古寺山山中で、一人整備活動に励んでられるご老人に出会う。
タガネとハンマーで山腹の岩を削り、狭くて少々危険な登山道を広げているのだ。
薮蚊の喰いつくこんな場所で・・・ 青の洞門を掘り続けた和尚みたい。
そのご老人が彫った標識。
太い塩ビパイプにマジックインキで下書きし、長い時間かけてドリルで彫り込んだという。
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好いか悪いかは別として、一徹な思い入れがあるに違いない。
 
 
シュラインロードを歩く。
ヤマシグレ(スイカズラ科)が開花寸前。開花といっても筒状の花は平開しないから、よく見ないと花か実かさえ分からない。
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アイスロードを下る。
残念ながらコクサギ(ミカン科)の花は全部終わって、実だけになってたが、各所にヤマアジサイ(アジサイ科)が自然体で咲いてて、何度も立ち止まる。
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やっぱり歩いた後は気分スッキリ、阪急六甲駅前の居酒屋で生を2杯。