本来ならトキソウ(ラン科)観察に出掛ける日だったのに、どうもまだ気の乗らない日が続いてて欠席。
そんな所へ久しぶりでK畑さんから連絡が入り、「愚図愚図言ってないで歩くべし!」
観察したいものがあるという条件を飲んでもらって、遅がけの10時に家を出て板宿で待ち合わせた。
 
先ずは前回分からないままで終わったキョウチクトウ(キョウチクトウ科)の花だ。
今日こそは雌しべの存在を確かめねばならない。
花被は内外の2層、これは前回確認済み。数個ある雄しべの先のフワフワしたブラシみたいなのは附属体で、これも前回確認してる。
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雄しべを1個だけ取り出す。
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こんな雄しべの影に隠れるように、細い細い雌しべを見つけた。
単純な雌しべで、多分単心皮だろう。
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タイサンボク(モクレン科)の大きな花が咲いている。
雌性先熟らしく、上部の雌しべの集団は受粉準備OKのようだが、下部の雄しべはまだ寝てる。
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受粉を終えた雌しべは茶色く色を変え、その後から雄しべが立ち上がってきたと思わせる。
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別の花を観ると、ヘラ形した雄しべは白っぽい花粉を出していた。
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も少し近づいてルーペで・・・あれれ、脆くもポロリと折れてしまった。
子房の数は100個、雄しべは200個もあるだろう。
雄しべがついてた跡の下側にある痕跡は、6個の花弁と3個の萼片のものかな?
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断面。沢山の子房がガッチリ重なり合い、種子が出来始めている。
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もうひとつ切ってみたいのがあったのに、カッターナイフを失くした・・
まだ新しいオルファのカッターなので、誠に残念。
 
 
いつもは平気で登る鉢伏山なのに、息は切れるし汗は流れ落ちて。
今月下旬の健康診査が不安。
木肌に横縞模様が見える。これが潜伏芽のある位置で、幹が切られると、ここから沢山のひこばえが伸びる。マツではそうはいかぬ。
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昨日読んだ本に、こんなことが書いてあった。
「河や池の畔に植えられたソメイヨシノは、根元より下の水面ぎりぎりまで枝を伸ばす。これは、水面で反射した光が下の枝にまで当って枯れないからだ」と。
ふ~んと思っていたけれど、これはどうだ。
ソメイヨシノはこんな場所でも、根元より下へと元気な枝を伸ばしてる。
このサクラ、元々横方向や下方へ枝を伸ばす性質をもっているに違いない。
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桜の皮目は横方向へ伸びている。
これは、幹の肥大に伴い、皮目も細胞数を増やして対応してるからだ。
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早目に勘弁して貰って、何とアルコールも断って帰った。