山の家の天井裏に棲みついたアライグマを捕獲しようと、既に2週間以上も捕獲カゴを置いてるのに、一向に近づいた様子も無い。
少し丁寧に観察してやろうと、21日(水)から23日(金)まで泊まり込みでカゴに目線を向けた。
ところがおかしなことに、夜になっても天井裏で物音がしないのである。しかも3夜とも・・ ひよっとして、他所へ移動してくれたかな?
3日間もボーッとしてる訳にもいかぬから、せっせと剪定作業に励む。
ここ3年ばかり、徹底してドクダミ(ドクダミ科)駆除に取り組んできたお陰で、殆ど姿を見せなくなっていたのに、おっと草陰で花を咲かせてるのを見つけた。

ドクダミの、白い花弁に見えるのは苞で、それに包まれて花弁をもたぬ小さな花がいっぱい付いている。写真で見る通り、もちろん雄しべも雌しべも形成されているが、実はこのドクダミは3倍体とあって有性生殖は行わず、卵細胞は受精せずに種子をつくる単為生殖なのだ。
単為生殖なら、昆虫を呼び寄せる目的だろう白い立派な苞は不必要、これは無駄遣いである。
賢い賢い植物が、何故こんな無駄をするのか不思議に思っておったところ、Fセンセの言葉でストンと落ちた。「2倍体だった当時の名残かも」
ドクダミの侵入で困ってる方へ。
ドクダミは主として地下茎で殖えるから、それを退治せねば解決にならない。
一番効果あるのは、薬缶で湯を沸かし、それを土の上からかけるんだそうだ。
神社やお寺と共に、街路樹としても植えられているイチョウ(イチョウ科)の樹だけど、これが野性化して山の中に生えてるのは見たことが無い。
何故野性化しないのかと言えば、ギンナンの実のブヨブヨした外種皮が異臭を放つから動物は食べようとしないし、更に種子はカブレなどを引き起こす成分を含んでて、種子散布が行われないからだとされている。

ところが、近年害獣として問題になってるアライグマは、これを平気で食べるらしいので、もし彼にリスやカケスみたいに埋蔵貯食の知恵が備わると、話しは別となる。
イチョウ同様に野性化しないものにトウモロコシ(イネ科)がある。
トウモロコシは品種改良が進み、ほぼ全体の果実が成熟するまで脱粒しないから、
もし野原に投げ捨てられても、一ヶ所で7~800粒もが発芽して、全員育たぬまま枯れてしまうからだという。

でも、それはマユツバものじゃないかと思っている。昆虫や鳥が来て食べたり食べ残せば、生育しても好い筈であるから、きっと何か別な理由が存在してることだろう。
1本のトウモロコシにくっついている実は必ず偶数だという。
何故なら、トウモロコシの花は2つでワンセットになってるからとの説明だ。
これも納得できないでいる。片方の花が受粉に失敗すれば奇数になるではないか・・
こんなことに頭使うのは、ボケ防止の一方法と思えばそれも楽しい。