15日(木)、小雨の降る中、30名近くが参加して観察会が行われた。
観察場所は神戸市立森林植物園に付帯する「学習の森」、その昔は「教育植物園」という名で温室などもあったのに、今では全部取り壊されてそっけない。
その頃は、現在の西入口が正門であって、熊が飼育されていたのを覚えている。
いつものように、植物園の職員F本センセによる軽妙な解説に聴き入る。
アカエゾマツ(マツ科)の球果が目立つ。樹皮が赤っぽいからアカエゾマツであって、球果の赤を言ってるのではない。

頭上の樹の枝にカヤラン(ラン科)を見つけた人がいる。
観察眼の備わってる人たちは、360度回る眼球を持っているんだ。
ネットで調べたところ、日本固有種のランらしく、気根で着生するとある。そう言われてみれば、樹木に着生してるラン科植物は結構多いと読んだのを思い出す。

ヒマラヤスギ(マツ科)の枝が、やや斜め下方向へ垂れ下がっているのは雪の重みを逃がす工夫。
裸子植物では、圧縮あて材を発達させて枝を持ち上げるのに、このマツは雪国に適応してこんな風になったと、それは分かるが、枝の付け根に何らかの補強がなされているような気がする。

リキュウバイ(バラ科)が、小さな星形の実を付けている。
ごそごそとカッターナイフを取り出して切る。やはり5心皮で安心した。

このFセンセ、間も無く停年延長期間も切れるから、その後の森林植物園はいったいどうなるのかと心配になる。それほどFセンセの魅力と知識は貴重なのだ。

六甲山地では見ないマルバウツギ(アジサイ科)。


レストラン「ルピック」内で少し遅い昼食。
お昼からも園内を見て回る心積もりしてたけど、雨は本降りになったので、山の家へ帰ってアライグマを待つ・・ やれやれ。