山の家で雑草が目立ち始めたから、僅かな時間を利用して手入れせねばならない。
もう暫くすれば蚊が出て来るから、またまた嫌な夏を迎えることとなって鬱陶しい。
そんな中、我が家の八重咲きヤマブキ(バラ科)が今満開となった。
ヤマブキは典型的なバラ科の姿で、5個の花弁が数本の雌しべと数十本の雄しべを従えている。
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ところが我が家のは八重咲きなので、
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雄しべが花弁に変化している。
まだそれと分かる雄しべ状のも見えるが、正に花弁へと変化してるのも観察できる。
花弁も雄しべも、葉に由来した器官だということが良く分かる姿で、ササベザクラでも同じような状態が観察できるという。
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太田道灌が突然の雨に出遭い、蓑を借りようと農家に立ち寄ったところ、若い娘が八重の山吹一枝を差し出した。道灌は意味が分からず憮然として立ち去ったのだが後日、「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞあやしき」なる兼明親王の歌を知り、「実の」は「蓑」、つまり、貧しい農家なので蓑のひとつもありはしないとの意味を悟ったとか。
以後道灌は、和歌の道に励むことになる。
 
 
サクラも典型的なバラ科で、花弁は5個。
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街路で咲き始めた八重の桜を1個拝借する。
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明らかに雄しべは少なくなってるが、まだ花粉は作っているみたい。
ただ、雌しべの様子がおかしい・・
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もうひとつのを見てみると、雄しべは全員が花弁に変わる途中で花粉は1粒も無く、おまけに雌しべでさえ葉に変化しつつあるではないか!
最近読んだ文に、「雄しべは変化するが、雌しべが姿を変えることは無い」とあったけれど、なんのなんの。
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テイカカズラ(キョウチクトウ科)は常緑樹だが、年季の入った葉が紅葉して落ちる。
歳取って稼ぎが少ないから、省エネの意味で自ら死へ導いているのだ。
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うまく写ってないけど、ちゃんと離層が形成されているのが分かる。
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神社のクスノキ(クスノキ科)も、今落葉の真っ盛りで、周辺の家では毎日落葉掃きに追われる。常緑樹とは言え葉の寿命はそんなに長くはなく、
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やはり離層を形成して省エネに励む。
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アメリカハナミズキ(ミズキ科)
花弁に見えるのはガクだと書いてる場合があるけど、ガクは1個の花を包み保護するんだから、このように沢山の花を包むのは苞葉とすべきだろう。
確かハンカチノキのあの白いのも、同じく苞葉だったと思う・・
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