14日(金)、私の属す会の会員20数名でマイクロバスを借り切り、丹波市にある「丹波森の公苑」へ出向いた。目的は、国蝶オオムラサキの勉強&越冬中の幼虫探しである。
地元で熱心に保護・繁殖に取り組んでられる方々から、パワーポイントを用いた説明がなされる。

オオムラサキの背中には、4対の角があって、これが他の幼虫と区別できる大きな特長である・・ が、我々にはそう簡単じゃない。
ゴマダラチョウにだって小さいがもう1対の角があるし、アカボシゴマダラの、前から3番目の角の大きさ比較は極めて難しいに違いないからだ。

羽化する瞬間や、蛹が寄生バチに襲われる貴重な場面もあって、昆虫が苦手な私でさえヒヤヒヤしつつ見守る。

毎年「放蝶会」が催されてるそうで、10cm以上もある蝶が乱舞すれば、それは見物だろう。

午後は苑のエノキ(ニレ科)の下で、落葉を一枚一枚ひっくり返しての幼虫探し。
僅かな時間で大量とも言える幼虫を見つけ出し、中には太陽の光を浴びて動き出すものもある。まだ越冬中なのに、迷惑な話かも知れない。

平和な光景に、思わず笑ってしまう。

バスで20分ばかり移動、山野草の自生地として知られる追手神社へ向かう。
この神社の見物は夫婦イチョウと1000年モミ(マツ科)だそうだが、モミは体調崩して樹木医さんたちの治療を受けていた。
これも一種の霊気を放つエゾエノキ(ニレ科)。

地理的に見れば、丹波市は兵庫県南部だが、冬は日本海側の影響が強くて雪が舞う。空はすっかり曇っていて、花も蕾んで下向き、写真を撮る気力も失せる。
これはアズマイチゲ(キンポウゲ科)。

こちら、淡いピンクのキクザキイチゲ(キンポウゲ科)。

セツブンソウもセリバオウレンも咲いてはいるが、これはまた来年やり直し。
それにしてもこの辺り、実に素晴らしい場所だと感じ入る。

何人かの会員さんの尽力によって、今回の参加費は1000円!
なんか大変得をした気持ちで神戸へ向かった。